Quantcast
Channel: 佐久間庸和の天下布礼日記
Viewing all 500 articles
Browse latest View live

[業界だより]全互連 in仙台

$
0
0



25日の11時20分の東北新幹線「はやぶさ」17号で仙台へ向かいました。
JR仙台には12時52分に到着しました。わたしは、そのままタクシーで全互連加盟の有力互助会である(株)あいあーるの結婚式場パレスへいあんを訪れました。

f:id:shins2m:20161025133757j:image
パレスへいあん
f:id:shins2m:20161025133826j:image
パレスへいあんの前で



ここを訪れたのは、ブログ「仙台の社葬」で紹介した故・菊地徳氏の葬儀および告別式が行われた2012年4月5日以来です。現在では、故人のお孫さんにあたる菊地隼社長が会社の陣頭指揮を取っておられます。

f:id:shins2m:20161025134311j:image
東北・北海道ブロック会議に参加しました



パレスへいあんに到着すると、14時から全互連の「東北・北海道ブロック会議」が開催されました。冒頭、わたしは会長として挨拶をしました。わたしはまずブログ「東北・北海道ブロック会議」で紹介した今年の5月12日に函館で開催された前回の会議を振り返りました。また、ブログ「北島三郎記念館」で紹介した施設を視察して以来、すっかりサブちゃんのファンになり、毎週のように「まつり」を歌っていると話しました。それから、生前お世話になった(株)あいあーるの故菊地徳氏の思い出を語り、「久々に仙台に来れて嬉しい」と述べました。

f:id:shins2m:20161025153041j:image
全互連理事会の会場
f:id:shins2m:20161025153106j:image
全互連理事会の会長席



16時からは全互連の「正副会長会議」、そして16時30分からは「理事会」が開催されました。ここでも冒頭、わたしが会長として挨拶しました。
まずは、このたびの鳥取地震で被災された方々に対して心からのお見舞いを述べました。それから、「全互連は冠婚葬祭互助会の保守本流です。儀式は『人の道』です。10年後には、今ある約半数の仕事が消えると言われていますが、仕事がなくなるのは、その仕事の価値が大きく下がるからです。そして、その原因としては3つあります。(1)供給過剰、(2)技術革新、(3)消費者の行動の変化です。しかし、冠婚葬祭業は絶対に消えません。なぜなら、儀式を行うことは人間の本能に根ざしているからです」と言いました。



また、22日に発売された宗教学者の島田裕巳氏との共著『葬式に迷う日本人』(三五館)、来月8日に発売される『儀式論』(弘文堂)を紹介し、「この2冊は、全互連の会長として書きました。ぜひ、ご一読下さい!」と訴えました。
その後、1時間以上にわたって白熱した会議が行われました。

f:id:shins2m:20161025182836j:image
懇親会の冒頭で挨拶しました
f:id:shins2m:20161025183002j:image
移動理事会の成功を喜びました
f:id:shins2m:20161025183012j:image
カラオケの話をしました
f:id:shins2m:20161025183158j:image
東北・北海道ブロックの宮嶋ブロック長の挨拶
f:id:shins2m:20161025183329j:image
山下副会長による乾杯の挨拶
f:id:shins2m:20161025183459j:image
カンパ〜イ!


そして、18時からは「懇親会」が開催されました。
冒頭、わたしは会長として挨拶しました。「初の移動理事会は成功したと思うが、懇親会や二次会が終わらないと、そしてカラオケの一曲も歌わないと成功したという実感が湧かない」と言いました。すると、「会長、サブちゃんを歌って!」という声が飛んで驚きました。わたしは、自分ではサザンオールスターズや矢沢永吉の人だと思っていたのですが、いつの間に「北島三郎の人」というイメージがついたのでしょうか?
その後は、東北・北海道ブロックの宮嶋ブロック長(ナウエル社長)が挨拶をされ、山下副会長(117社長)が乾杯の音頭を取られました。

f:id:shins2m:20161025190301j:image
まつり」を歌いました♪
f:id:shins2m:20161025190400j:image
魂を込めて歌いました♪



仙台ならではの美味しい料理が提供され、宴は大いに盛り上がりました。
すると、突然、あいあーるの内海氏の司会によってカラオケが開始され、わたしはトップ・バッターで北島三郎の「まつり」を歌わされました。
ブログ「カラオケ祭り決勝大会」で紹介した前日のイベントに続いて、「まつり」を歌いました。
「男は〜ま〜つ〜り〜を〜♪」と歌い始めると、騒がしかった客席がシーンとなりました。最後の「これが日本の祭り〜だ〜よ〜♪」の歌詞は「これが全互連の祭り〜だ〜よ〜♪」と歌い上げると、興奮が最高潮に達しました。最後は割れんばかりの盛大な拍手をいただき、感激!

f:id:shins2m:20161025191228j:image
鳥羽一郎を歌う松嶋専務理事
f:id:shins2m:20161025191407j:image
原田真二を歌う小泉副会長
f:id:shins2m:20161025192609j:image
英語のナンバーを歌う志賀ブロック長
f:id:shins2m:20161025193240j:image
懇親会のようす



清水の舞台から飛び降りる覚悟でトップバッターで歌ったわたしに続いて、松嶋専務理事(三重平安閣社長)は鳥羽一郎の演歌を、前専務理事の小泉副会長(日冠社長)は原田真二の「キャンデイ」を、そして関東甲信越ブロックの志賀ブロック長(セレモニー社長)は映画「カリブの熱い夜」の主題歌だったフィル・コリンズの英語のナンバーを歌い上げました。

f:id:shins2m:20161025191509j:image
ハイ、ポーズ!
f:id:shins2m:20161025191709j:image
ハイ、ポーズ!



カラオケの力も借りて、懇親会は大いに盛り上がりました。
会議では「ちょっと大人しいかな」と思っていた方々もお酒が入ると明るく饒舌になり、やはりこういった懇親会の重要性を痛感しました。それにしても、同志と飲む酒は最高です!

f:id:shins2m:20161025194826j:image
最後に「ふりむかないで」を歌いました♪
f:id:shins2m:20161025194838j:image
ああ、もう止まらない!
f:id:shins2m:20161025195507j:image
武田副会長による締めの挨拶
f:id:shins2m:20161025195714j:image
みんなで一本締めしました



すると、再び司会の内海氏が登場し、「最後のもう一曲、佐久間会長を歌ってもらいましょう」と言ったので、たいそう慌てました。覚悟したわたしは、今度はハニーナイツの「ふりむかないで」を歌いました♪ この歌、札幌とか仙台、東京、名古屋、といった各地の都市が出てきます。それぞれに「〜の女(ひと)〜♪」と歌うのですが、それを「札幌の新道さん♪」とか「仙台の菊地さん♪」「東京の小泉さん♪」「名古屋の土田さん♪」といったふうに替え歌でぶちかましました。最後は「小倉の佐久間さん♪」と締めましたが、
大いに受けたのは言うまでもありません!
その後、東北・北海道ブロックの前ブロック長である武田副会長(ジョイン社長)が締めの挨拶を行い、一本締めで懇親会が終了しました。

f:id:shins2m:20161025212959j:image
二次会で菊地社長と
f:id:shins2m:20161025215701j:image
菊地社長が二次会を締めました


懇親会の終了後はバスでホテルに向かいました。
そこでチェックインしてから、再びバスへ・・・・・・。
二次会の会場に向かいましたが、素晴らしい高級クラブでした。
ここでも内海氏が仕切りましたが、あいあーるの菊地社長が最後は堂々とした挨拶をされました。わたしも、ハイボールをたらふく飲んで酔いました。

f:id:shins2m:20161025223045j:image
三次会のようす



さらに、二次会の後は有志で三次会へ行きました。
仙台名物の牛タンと盛岡冷麺をどうしても食べたかったわたしは、有志とともに焼肉屋に入り、そこでレモンチューハイと牛タン、もつ煮込み、ホルモン焼き、それから盛岡冷麺を食べました。深夜なので胃がチョー重たくなりましたが、楽しかったです。
何よりも嬉しかったのは、名古屋冠婚葬祭互助会さんをはじめ、多くの仲間たちが『儀式論』の購入を約束して下さったことです。117さんも、三重平安閣さんも、千代田さんも、日冠さんも、セレモニーさんも、そしてナウエルさんも約束して下さいました。
わたしは、もう感謝の気持ちでいっぱいになり、泣きたくなりました。
いやあ、全互連は最高です! みなさん、本当にありがとうございます!

f:id:shins2m:20161018171401j:image
儀式論』のチラシ



翌日は、みんなでバスに乗って米沢へ向かいます。同地の名門互助会ナウエルグループさんの70周年祝賀会に参加するのです。わたしは、そこで乾杯の発声と鏡割りをさせていただくことになっています。それから、わたしは1人で、米沢から大宮経由で金沢へ向わなければなりません。タイトなスケジュールですが、「天下布礼」のために頑張ります!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年10月26日 佐久間庸和


[業界だより]ナウエルグループ70周年祝賀会

$
0
0



ブログ「全互連 in仙台」で紹介したように、25日は仙台の地で全互連の「東北北海道ブロック会議」「正副会長会議」「理事会」および「懇親会」が開催されました。翌26日の朝、わたしたち全互連一行は迎えのバスに乗り込み、米沢へと向かいました。

f:id:shins2m:20161026090413j:image
米沢へ向かうバスの車中で
f:id:shins2m:20161026105949j:image
グランドホクヨウに到着しました
f:id:shins2m:20161026110720j:image
席次表(この人数を見よ!)
f:id:shins2m:20161026110641j:image
わたしはDテーブルでした
f:id:shins2m:20161026115303j:image
花が届いていました



米沢の結婚式場「グランドホクヨウ」に到着したのは、ちょうど11時でした。ここを訪れたのはブログ「全互連総会」で紹介した昨年の6月16日以来です。今日は、ここで「ナウエルグループ70周年祝賀会」が開催されるのです。ナウエルとは「NOW−L」だそうです。「ナウ」は「Now(現代)」、「エル」は「Life(生活)」「Love(愛)」「Lace(結ばれる)」という意味だとか。素晴らしい社名ですね!

f:id:shins2m:20161026115533j:image
席札は、なんとケン玉でした!
f:id:shins2m:20161026120253j:image
祝賀会のステージ
f:id:shins2m:20161026115943j:image
祝賀会のようす
f:id:shins2m:20161026120533j:image
70年の歩みを伝えるビデオ上映
f:id:shins2m:20161026120825j:image
ビデオに見入る人びと



祝賀会は12時に開演しましたが、300名を超す多くの参加者で賑わいました。
最前列中央のDテーブルの自分の席に座ると、席札の代わりに名前入りのケン玉が置いてあって驚きました。ナウエルさんは「8つのおもてなし」を標榜されていますが、これは素晴らしい「おもてなし」ですね!全国から集まった互助会の経営者もみんな感動していました。
冒頭、ナウエルグループの70年の歩みを紹介するビデオが上映されました。創業者の方は東北大学のご出身で、アミノ酸を研究して醤油を製造されていたそうです。そこから冠婚葬祭業や高齢者介護業へ・・・興味深い内容で、わが社の50周年祝賀会の参考になりました。

f:id:shins2m:20161026121410j:image
挨拶する酒井社主
f:id:shins2m:20161026123343j:image
挨拶する齋藤会長



それから、ナウエルグループの酒井彰社主が登壇され、挨拶をされました。続いて、2名の衆議院議員の先生、全互協お齋藤斎会長、ナウエルグループの取引業者の会の会長さんが挨拶をされました。みなさん、心のこもった素晴らしい内容の挨拶でした。

f:id:shins2m:20161026124938j:image
わたしが登壇しました
f:id:shins2m:20161026125314j:image
鏡割りのようす
f:id:shins2m:20161026125329j:image
うーん、よいしょ!
f:id:shins2m:20161026125337j:image
おめでとうございます!



来賓挨拶の後は、鏡割りです。わたしは、冠婚葬祭互助会業界を代表して、全互協の齋藤会長とともに名前を呼ばれ、登壇しました。大きな清酒の樽が8つも用意されたステージ上は壮観でした。わたしは齋藤会長と宮嶋社長の間に立って鏡割りを行いました。

f:id:shins2m:20161026125513j:image
乾杯の音頭を取らせていただきました



わたしは乾杯の発声を依頼されていました。
登壇したわたしは、まず「ご紹介に預かりました全互連会長を拝命いたしております佐久間でございます。先ほどは、全互協の齋藤会長が御挨拶をされましたが、みなさまの多くは全互協と全互連の違いがおわかりでないと思います。まあ平たく言いますと、全互連は冠婚葬祭互助会の保守本流です!」と言いました。すると、大きな歓声が起こりましたが、わたしは背後の齋藤会長の方を振り返って「すみません」とウィンクしました。齋藤会長は笑っていました。

f:id:shins2m:20161026125523j:image
全互連は保守本流です!



それから、わたしは「本年、ナウエルさんは『創立70周年』という大きな、そして輝かしい節目を迎えられました。グループの社主であられる酒井様、宮嶋社長をはじめ、社員の皆様、誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます」と述べました。

f:id:shins2m:20161026125559j:image
心よりお慶び申し上げます!



それから、わたしは以下のように述べました。
「ナウエルさんは、山形県置賜(おきたま)地域を中心に事業展開され、地域の皆様から、信頼され、愛され、親しまれ、感謝されていることはもとより、冠婚葬祭互助会という業界を代表するエクセレント・カンパニーであることは、ここにお集まりのご来賓の皆様が、既によくご存知のことと思います。私事で恐縮ですが、わたしが最も敬愛する戦国武将は上杉謙信公でございます。その謙信公を藩祖とする米沢藩は、九代藩主の上杉鷹山公の『伝国の辞』に象徴されるように実に素晴らしい領国経営を行い、その精神は脈々と、この地域に継承され、ナウエルさんの質実剛健な企業経営にも反映されていることと拝察申し上げます」

f:id:shins2m:20161026125617j:image
敬愛する謙信公に言及しました



さらに、わたしは上杉謙信について以下のように述べました。
「謙信公は『非道を知らず存ぜず』という言葉を残しておられるように、不正や不義を許すことが出来ない方でした。謙信公は武将として天賦の才に恵まれた上に、教養人としても超一流でしたが、そのご生涯をみると、礼節に基づいた『心ゆたかな社会』の実現をめざしておられたように思います。この謙信公の志には、わたしたちも学ぶべきものが多いように考えます」

f:id:shins2m:20161026125702j:image
鷹山公にも言及しました



続けて、わたしは上杉鷹山にも言及し、以下のように述べました。
「米沢といえば鷹山公であります。『成せばなる 成さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 成さぬなりけり』という鷹山公の和歌の如く、ナウエルさんは『明るく楽しく大きく』という企業理念のもと、『地元』なるがゆえの気概、そして使命感に裏打ちされた果敢な挑戦で、この地域になくてはならない企業となっておられます。わたしども冠婚葬祭互助会は、ナウエルさんを範として地域の皆様の暮らしに深く根ざし、感動あふれる儀式を提供し続け、冠婚葬祭という日本の素晴らしい精神文化を後世に確実に繋いでいく使命を果たしていかなければなりません」

f:id:shins2m:20161026125708j:image
声高らかにカンパ〜イ!



そして、わたしは「それでは、乾杯の音頭をとらせていただきます。声高らかにご唱和ください。ナウエルさんの今後ますますのご発展と本日お集まりの皆様のご健勝を祈念いたしまして乾杯!」と言って、清酒が並々と注がれた升を高く掲げました。
各所で「カンパ〜イ!」の声が上がり、それから拍手が起こりました。

f:id:shins2m:20161026125711j:image
みなさんとも乾杯しました
f:id:shins2m:20161026125717j:image
うん、うまい酒だ!



升酒を飲むと、とても美味しくて気分が高揚しました。ハイになって北島三郎の「まつり」を歌い、最後を「今日はナウエルの祭り〜だ〜よ〜♪」とやりたくなりましたが、それだと3日連続で「まつり」を歌うことになってしまうので、その考えは放念しました。(笑)

f:id:shins2m:20161026131950j:image
酒井副社長を囲んで



ちなみに、わたしが乾杯の挨拶で触れた「伝国の辞」とは上杉鷹山が次期藩主・治広に家督を譲る際に申し渡した、三カ条からなる藩主としての心得で、以下の通りです。
一、国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれ無く候
一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれ無く候
一、国家人民の為に立たる君にて君の為に立たる国家人民にはこれ無く候

f:id:shins2m:20161026132249j:image
大盛り上がりの祝賀会のようす
f:id:shins2m:20161026135407j:image
米沢牛のステーキが最高でした!
f:id:shins2m:20161026134608j:image
名物の芋煮もうまかった!



祝賀会の料理もお酒も大変美味しく、ずっとこの場にいたかったのですが、わたしは中座して米沢駅へ向かいました。どうしても今夕、金沢で大切な打ち合わせがあるのです。
酒井社主と宮嶋社長に御挨拶を済ませてからグランドホクヨウを後にしたわたしは、用意していただいたタクシーで米沢駅へ向かいました。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年10月26日 佐久間庸和

[お知らせ]米沢から金沢へ  

$
0
0




ブログ「ナウエルグループ70周年祝賀会」で紹介したように、26日に米沢で開催された祝賀会に参加しました。祝賀会の料理もお酒も大変美味しく、最後までいたかったのですが、中座して米沢駅へ向かいました。どうしてもその日の夜、金沢で大切な打ち合わせがあるのです。

f:id:shins2m:20161026140859j:image
JR米沢駅前で
f:id:shins2m:20161026141240j:image
売店で「サンデー毎日」を求めました



酒井社主と宮嶋社長に御挨拶を済ませてからグランドホクヨウを後にしたわたしは、タクシーで米沢駅へ。駅の売店に「サンデー毎日」の最新号があったので、求めました。現在連載中の同誌は、駅でも空港でもコンビニでも、全国どこにでも売っているので助かります!
そして、わたしは14時38分発の東北新幹線「つばさ」144号に乗りました。

f:id:shins2m:20161026151338j:image
車内ではブログを書きました
f:id:shins2m:20161026151712j:image
途中で福島を通過しました



車内では「サンデー毎日」をざっと読みました。
その後、パソコンを開いて、ブログを書きました。米沢から大宮へ向かう途中で福島を通過しました。「3・11からもう5年以上が経過したのか」と思い、いろいろ物思いに耽りました。

f:id:shins2m:20161026164242j:image
JR大宮駅で乗り換えです
f:id:shins2m:20161026163336j:image
かがやき511号を待つ
f:id:shins2m:20161026164856j:image
さあ、金沢へ!



つばさ144号は、16時22分にJR大宮駅に到着しました。
そこで16時50分発の北陸新幹線かがやき511号に乗り換えました。
車内では軽食が提供され、和食のお弁当をいただきました。

f:id:shins2m:20161026170802j:image
和食のお弁当をいただきました
f:id:shins2m:20161026185851j:image
JR金沢駅に到着しました



1時間半後の18時50分にJR金沢駅に到着しました。
わたしは、そのままサンレー北陸の本社へ向かいました。
明日はとても大事な用事があり、その打ち合わせをしました。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年10月27日 佐久間庸和

[こころの世界遺産]『古事記』

$
0
0


天下布礼」に休みなし! 27日の夜、小さな飛行機で北陸から九州に戻りました。
28日、これから山口県山口市に向かいます。曹洞宗の講演会に呼ばれ、「儀式」と「グリーフケア」について話すのです。明日は、「大人のハロウィン」という「小倉昭和館」のイベントで、女優の秋吉久美子さんにお会いします。名作「異人たちとの夏」も鑑賞します。楽しみ!
さて、「朝日新聞」朝刊に第10回目の「こころの世界遺産」が掲載されました。
今回は、わたしたち日本人の神話である『古事記』を紹介しました。

f:id:shins2m:20161028084530j:image
「朝日新聞」10月28日朝刊



『古事記』は、『日本書紀』と並んで、日本人にとって最も重要な書物です。
ともに日本の神話が記されており、両書を総称して「記紀(きき)」といい、その神話を総称して記紀神話と呼びます。『古事記』は日本最古の歴史書であり、『日本書紀』は最古の官撰の正史とされます。記紀では、神話が歴史の中に含められ、神々が姿を現して日本の国を整え、やがて人の歴史へと続く流れが一連の出来事として記載されています。



そんな日本神話がなぜ「こころの世界遺産」なのか。
それは、日本神話には世界中の神話の断片が詰まっているからです。
20世紀を代表する文化人類学者のレヴィ・ストロースは、世界各地に散在する神話の断片が『古事記』や『日本書紀』に網羅され集成されている点に注目しました。
構造人類学を提唱した彼は、他の地域ではバラバラの断片になった形でしか見られないさまざまな神話的要素が記紀ほどしっかりと組み上げられ、完璧な総合を示している例はないというのです。いわば、世界の神話の集大成が日本神話であると述べているわけです。



国学者の本居宣長は、大著『古事記伝』によって、『古事記』の再評価を図りました。宣長は、漢文によって書かれたがゆえに、さかしらな「漢意(からごころ)」に満ちた書として『日本書紀』を低く評価し、逆に『古事記』を「やまとごころ」の書として絶賛しました。
宣長以降で、『古事記』を生き生きと描き直したのは宗教哲学者の鎌田東二氏による
超訳 古事記』でしょう。来年1月28日、サンレー創立50周年記念に、同書を原作とした、東京ノーヴィレパートリーシアターによる「古事記」の舞台を北九州芸術劇場で上演します。芸術監督は、ロシア功労芸術家のレオニード・アニシモフです。ご期待あれ!

f:id:shins2m:20161003135628j:image



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年10月28日 佐久間庸和

[お知らせ]金沢ブライダルイベント

$
0
0



マリエールオークパイン金沢からのお知らせです。
11月のブライダルイベント情報を一挙に公開いたします。日頃のご愛顧に感謝を込めて、マリエールウェディングのすべてがわかる楽しすぎるイベントです!

f:id:shins2m:20161023235001j:image



マリエールオークパイン金沢
11月ブライダルイベント情報
ゲストも便利な駅から一番近い式場で挙げる
「今しかできない!」スペシャルなウエディング♪



サンレーグループ創立50周年記念プラン
40名様 80万円(税込)
充実のプラン内容でこの価格!!お得すぎる記念プラン♪
【プラン内容】
★挙式料 ★婚礼料理(11,000円分) ★フリードリンク ★招待状 ★席次表
★ケーキカット ★生ケーキ ★卓上花(メイン&ゲスト) ★ドライアイス演出
★シャボン演出 ★披露宴宴会場費 ★音響オペレーター ★写真1ポーズ(2枚組)
★テーブルコーディネート ★美容着付 ★親族控室美容着付室 ★司会者 ★引出物
★介添料 ★カラオケ
※他プランとの併用はできません。



●早期予約でもっと賢くウエディング♪
2017年挙式カップル限定!最大110万円OFF!!
 ※2017年12月の挙式をご予約の場合(早期予約割引98万円+1ヵ月割引12万円=110万円OFF)の割引価格です。
 2017年1・2月の挙式をご成約のカップルには、さらに特典あり!!
 ※適用条件があります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。



■50周年記念!月に一度のBIGフェア!!50周年感謝フェア
 ※限定10組(要予約・無料)
【開催日】11月6日(日)
【時 間】9:30〜19:00
【内 容】婚礼料理試食・演出体験(11:00〜、15:00〜)
     衣裳試着体験(16:00〜17:30) 
     演出体験



■月イチ限定!新作衣裳発表♪ドレス試着体験&試食会
 ※限定10組(要予約・無料)
【開催日】11月20日(日)
【時 間】9:30〜19:00
【内 容】花嫁衣裳試着(10:00〜、12:00〜、14:00〜、16:00〜)
     婚礼料理試食・演出体験(11:00〜、15:00〜)
     各種相談



■大人気☆無料試食付き!料理試食&相談会(要予約・無料)
【開催日】11月12日(土)・13日(日)・27日(日)
【時 間】9:30〜19:00
【内 容】料理試食(11:00〜、15:00〜)※限定5組
     会場見学、演出体験



■人気スイーツを試食!スイーツ試食&会場見学会(要予約・無料)
【開催日】11月3日(木・祝)・23日(水・祝)
【時 間】9:30〜19:00
【内 容】スペシャルスイーツ付き
     衣裳試着(日時限定)etc・・・



■先輩カップルを参考に!披露宴直前お下見フェア(要予約・無料)
 始まる直前の披露宴会場の様子が見られるかも!
【開催日】11月5日(土)・19日(土)・26日(土)
【時 間】9:30〜19:00
【内 容】相談会、会場コーディネート見学



■特典×選べる試食付!平日限定相談会(要予約・無料)
【開催日】毎週月曜〜金曜日
【時 間】10:00〜19:00
【内 容】料理試食(前日12:00までのご予約)
     デザート試食(前日12:00までのご予約)
     館内見学、各種相談

f:id:shins2m:20161023235029j:image
わたしたちがご案内いたします!



≪ご予約・お問い合わせ≫
マリエールオークパイン金沢
石川県金沢市北安江3−1−44
TEL:076−223−3000
ホームページはこちらから
http://marier-oakpine.com



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年10月29日 佐久間庸和

[こころの一冊]『卒業』

$
0
0



連載100回達成記念に、過去の「ハートフル・ブックス」をご紹介しています。
第25回目は、「サンデー新聞」2010年3月20日号に掲載されました。
わたしは、『卒業』重松清著(祥伝社)を紹介しました。

f:id:shins2m:20160916171623j:image
サンデー新聞」2010年3月20日号



3月は卒業式のシーズンですね。小学校、中学、高校...卒業式で思い出すのは、なつかしい同級生たちの顔。著者は昭和38生まれで、わたしと同い年です。面識はありませんが同級生です。わたしの同級生には、他にも、リリー・フランキーとか京極夏彦とか酒見賢一などがいます。



物書きの端くれとして仰ぎ見るばかりの輝けるメンバーの中で、わたしが一番愛読しているのが重松清です。彼の小説は本当に名作ばかりですが、今回は季節にぴったり合った『卒業』という作品集を紹介したいと思います。この本には、四編の中篇小説が収められていますが、いずれも「卒業」をテーマとしています。



最初の「まゆみのマーチ」は、著者の最高傑作とされる『流星ワゴン』と対をなしています。父と息子の物語が『流星ワゴン』であり、母と息子・娘の物語が「まゆみのマーチ」というわけです。その他、「仰げば尊し」は老教師とその家族と生徒の物語、「卒業」は自殺者と残された家族と友人の物語、そして最後の「追伸」はガンで死にゆく人と遺族の物語です。



それぞれの登場人物たちは、それぞれのやり方で深い悲しみを乗り越え、それぞれの「卒業」を経験することによって、新たな世界へと旅立ってゆくのです。

わたしは、この世のあらゆるセレモニーとはすべて卒業式ではないかと思っています。七五三は乳児や幼児からの卒業式であり、成人式は子どもからの卒業式。通過儀礼の「通過」とは「卒業」のことなのです。



そして結婚式も、やはり卒業式だと思います。なぜ、昔から新婦の父親は結婚式で涙を流すのか。それは、結婚式とは卒業式であり、校長である父が家庭という学校から卒業してゆく娘を愛しく思うからです。



そして、葬儀は人生の卒業式です。最期のセレモニーを卒業式ととらえる考え方が広まり、「死」が不幸でなくなるといいと思います。本書をはじめ、重松清の小説には「死」をテーマにしたものが多いのですが、必ず「希望」や「再生」と結びつけられていることには救われる気がします。

卒業 (新潮文庫)

卒業 (新潮文庫)






*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年10月30日 佐久間庸和

[こころの一冊]『日本がもし100人の村だったら』  

$
0
0


連載100回達成記念に、過去の「ハートフル・ブックス」をご紹介しています。
第26回目は、「サンデー新聞」2010年4月10日号に掲載されました。
わたしは、『日本がもし100人の村だったら』 池上彰著・協力 池田香代子(マガジンハウス)を紹介しました。

f:id:shins2m:20160916171442j:image
サンデー新聞」2010年4月10日号



かつて、『世界がもし100人の村だったら』(マガジンハウス)という本が大きな話題となりました。もともとはチェーンメールだったそうですが、この地球に住む世界の人々を数字で理解するというものでした。本書はその「日本編」です。



いま日本には、1億2780万人の人が住んでいます。2050年には1億人を切り、2100年には6400万人になります。いまの半分ですね。
人口の内訳を見てみましょう。51人は女性で、49人は男性です。64人は大人で、13人は子ども、23人はお年寄りです。そのうち75歳以上の人は11人です。



100人のうち、2人は外国籍の人です。そのうち1人は中国、韓国、北朝鮮の人で、あとはブラジルやフィリピンやペルー、それにアメリカなどの人です。
100人のうちの50人は、東京や大阪や名古屋の大都市圏に住んでいます。そして、10人が住む東京が、村のお金の42%を稼いでいます。



日本の世帯が100世帯だったら、31世帯はひとりで暮らしています。若い人100人のうち、82人は結婚していません。いずれ結婚するつもりの人は89人です。未婚の人100人のうち、73人は親と同居しています。一年で100人が結婚すると、34人が離婚します。



若い人100人のうち、9人は決まった仕事につきません。また、3人は働くつもりがありません。働いている若い人100人のうち、46人が非正社員です。
働く年齢の人が100人だったら、6人は失業しています。働いている人100人のうち、女性は41人です。幼児をもつお母さん100人のうち、38人が働いています。保育園に入るのを待っている子は25人です。



100世帯のうち、26世帯は貯金がありません。2世帯は生活保護を受けています。子ども100人のうち、15人は食べるものや着るものに困り、ふつうの暮らしができません。けがや病気をしても治療が受けられない子もいます。
100人のうち1.5人は認知証です。2030年には3人になります。そして4人は介護が必要な人です。



60年前、亡くなる人100人のうち85人が自宅で亡くなりましたが、いまは85人が病院で亡くなります。
いかがですか。こうやって日本を100人の村に置き換えてみると、いろんな真実が見えてきますね。現代日本の等身大の姿を知ることはとても大切だと思います。ぜひ、ご一読をおすすめします。

日本がもし100人の村だったら

日本がもし100人の村だったら






*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年10月31日 佐久間庸和

[記事の紹介]笹野高史さん講演会に700人

$
0
0



九州を代表する経済誌「ふくおか経済」11月号が届きました。
同誌を開くと、わが社に関連する記事が掲載されていました。
ブログ「笹野高史講演会」に書いたイベントが紹介されています。

f:id:shins2m:20161031183525j:image
「ふくおか経済」2016年11月号より



記事は「笹野高史さん講演会に700人」の見出しで、次のように書かれています。
「冠婚葬祭大手(株)サンレー佐久間庸和社長)は10月5日、同社のセレモニーホール「小倉紫雲閣」で、俳優の笹野高史さんの講演会を開催した。同社が11月18日で創業50周年を迎えるのにあわせて実施する『サンレー文化アカデミー』の3回目。
当日は約700人が来場。冒頭で佐久間社長は『笹野さんは日本一の名優。納棺師をテーマにした映画『おくりびと』にも出ていらした』と紹介した。
笹野さんは『待機晩成』と題した講演テーマで、母親に連れられて映画館に通ったといった幼少時のエピソードに加えて、『心ひそかに映画俳優になろうと思った』と現在につながる当時の話を身振り手振りも交えて語り、会場を和ませた。また、自身の夢が叶ったことに関連して、『祈る、願うって大切』と来場者に訴えた」



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年10月31日 佐久間庸和


[記事の紹介]創業50周年、「儀式の大切さ」発信加速

$
0
0



九州を代表する経済誌「ふくおか経済」11月号が届きました。
「THE FACE 2016」として、わたしが紹介されています。
ブログ「『ふくおか経済』取材」で紹介したインタビュー記事が掲載されています。

f:id:shins2m:20161031185144j:image
「ふくおか経済」2016年11月号



「創業50周年、『儀式の大切さ』発信加速」として、次のように書かれています。
「11月18日で創業50周年を迎える冠婚葬祭大手(株)サンレー。グループ発祥の『松柏園ホテル』では大規模改装が進み、中でも新館は従来の北九州にない“アーバンリゾート”に生まれ変わる予定で来年秋にオープンする。
一方、葬祭事業ではセレモニーホールの『紫雲閣』がこのほど小倉北区三萩野にオープンし、来年にも70店体制になる見通し。また、今年9月には福岡本部を新設。同本部の下、同じく今年開設した古賀紫雲閣に続いて、福岡東エリアで複数の新規出店を計画中だ。さらには、それぞれの『紫雲閣』について、葬儀を実施するセレモニーホールから人々が集う『コミュニティセンター』への機能拡大も積極化する。これら各事業を進めていく上で、役員体制も刷新。佐久間社長がトップに就任して以来の改革で、『50周年新体制』として若返りを図った。
佐久間社長自身は、同18日、『ミッショナリー・カンパニー』と『儀式論』を上梓する。本業とともに同社の使命である『天下布礼』を積極的に進めていく。先日も地域の親子連れ向けに結婚式の体験会を実施し、好評を得たばかり。『地域の人々、そして子供たちにも、儀式文化の大切さを伝えていきたい』と力を込めた」



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年10月31日 佐久間庸和

[人生の四季]葬式に迷う日本人へ 

$
0
0



早いもので、今日からもう11月ですね。
18日には、いよいよサンレー創立50周年を迎えます。
さて、「サンデー毎日」2016年11月13日号が発売されました。
わたしは、同誌にコラム「一条真也の人生の四季」を連載しています。
第54回目のタイトルは、「葬式に迷う日本人へ」です。

f:id:shins2m:20161031003329j:image
「サンデー毎日」11月13日号



宗教学者の島田裕巳氏とわたしの共著『葬式に迷う日本人』(三五館)が刊行されました。
互いに2通ずつ書簡を交わした後、巻末で対談しています。今年3月に上梓した『死ぬまでにやっておきたい50のこと』(イースト・プレス)の巻末付録「一条真也が死ぬまでにやりたい50のこと」には「島田裕巳さんと『葬儀』について対談する」という項目もあったのですが、その願いは早くも実現しました。



島田氏は「0葬」というものを唱えています。
通夜も告別式も行わずに遺体を火葬場に直行させて焼却する「直葬」をさらに進めた形で、遺体を完全に焼いた後、遺灰を持ち帰らずに捨ててくるのが「0葬」です。
わたしは、葬儀という営みは人類にとって必要なものであると信じています。故人の魂を送ることはもちろんだが、葬儀は残された人々の魂にも生きるエネルギーを与えてくれます。



もし葬儀が行われなければ、配偶者や子ども、家族の死によって遺族の心には大きな穴が開き、おそらくは自死の連鎖が起きることでしょう。葬儀という営みをやめれば、人が人でなくなります。葬儀という「かたち」は人間の「こころ」を守り、人類の滅亡を防ぐ知恵なのです。



しかしながら、わたしは葬儀も時代に合わせて変わっていくべきだと考えています。
実際、長い歴史の中で葬儀は大きく変わってきました。「マネジメントの父」と呼ばれるピーター・ドラッカーは、企業が繁栄するための条件として、「継続」と「革新」の2つが必要だと述べました。これは、企業だけでなく、業界や文化にも当てはまることであると思います。



良いものはきちんと継続してゆく。時代の変化に合わせて変えるべきところは革新する。葬儀という文化にも、「継続」と「革新」が欠かせないと思うのです。わたしは、葬儀についての考え方が正反対の島田氏と激論を交わしました。島田氏との対談を終え、「葬儀は人類の存在基盤」という自説が間違っていないことを改めて確信した次第です。

f:id:shins2m:20161031003419j:image
「サンデー毎日」11月13日号の表紙



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年11月1日 佐久間庸和

[会社だより]創立50周年の月

$
0
0



今日から11月です。今月の18日、サンレー創立50周年の記念式典が開催されます。
1日の朝、サンレー本社で総合朝礼が行われました。
ラジオ体操、社歌斉唱に続いて、社長訓示の時間となりました。
わたしは、「ついに、創立50周年の月になりました。あと17日です!」と述べました。

f:id:shins2m:20161101090416j:image
カウントダウンボードの数字が「17」に・・・
f:id:shins2m:20161101085836j:image
総合朝礼のようす



わたしは、『論語』の「五十にして天命を知る」という言葉を紹介しました。
いわゆる「知命」として知られていますが、そもそも「命」とは何でしょうか。
陽明学者の安岡正篤によれば、何でもないことのようで、じつは自分を知り、自力を尽くすほど難しいことはないそうです。自分がどういう素質能力を天から与えられているか、それを称して「命」と呼びます。それを知るのが命を知る「知命」ということです。知ってそれを完全に発揮していく、すなわち自分を尽くすのが「立命」です。

f:id:shins2m:20161101130139j:image
『論語』の「知命」について話しました



『論語』の最後には、命を知らねば君子でないと書いてありますが、これはいかにも厳しく正しい言葉だと言えるでしょう。命を立て得ずとも、せめて命を知らなければ立派な人間ではありません。水から電気も出ます。土から織物も薬品も出ます。これは水や土の命を人間が知って、命を立てたものなのです。自然科学は、この点で大いなる苦心と努力を積んできましたが、命とはかくのごとく先天的に賦与されている性質能力です。

f:id:shins2m:20161101130239j:image
熱心に聴く人びと



「命」とは、いかようにも変化するものです。つまり、動きのとれないものではなく、動くものであるという意味において「運命」とも言います。運は「めぐる」「うごく」という文字なのです。
異色の哲学者として知られた中村天風によれば、運命には二種類あるそうです。すなわち「天命」と「宿命」の二つです。天命は絶対で、宿命は相対的なものなのです。
この天命こそ、「ミッション」という言葉で表現されるものでしょう。

f:id:shins2m:20161101130309j:image
「ミッション」について語りました



現在、ミッション・マネジメントという言葉をよく聞きます。「ミッション」という言葉は、もともとキリスト教の布教を任務として外国に派遣される人々を意味する言葉でした。しかし、現在はより一般的に、何らかの任務を担って派遣される使節団やそうした任務のもの、あるいは「社会的使命」を意味するようになってきています。

f:id:shins2m:20161101130347j:image
熱心に聴く人びと



ミッション経営とは、社会について考えながら仕事をすることであると同時に、顧客のための仕事を通して社会に貢献することです。すなわち、顧客の背後には社会があるという意識を持つ経営です。「会社は社会のもの」と喝破した人物は、世界最高の経営学者ピーター・ドラッカーです。わが社は、「選択と集中」「知識化」「イノベーション」など、数々のドラッカー理論に基づいて経営されました。

f:id:shins2m:20161101130416j:image
ミッションとは企業の命である!



会社は社会のものであるということは、会社は社会を構成する大きな要素だということです。多くの会社が心ある存在になれば、心ある社会が生まれるはずです。
ミッションが企業価値を高める時代になってきました。
目の前の利益だけを追い求める企業よりも、社会的使命としてのミッションの意識を明確に持って活動する企業が顧客と社会によって高く評価され、発展していくことになります。
その意味で、ミッションとは企業の命そのものと言えるでしょう。

f:id:shins2m:20161101130512j:image
熱心に聴く人びと



ドラッカーは「仕事に価値を与えよ」と述べていますが、これはとりもなおさず、その仕事の持つミッションに気づくということにほかなりません。わが社は冠婚葬祭業を営む会社ですが、わたしは、この仕事くらい価値のある仕事はないと心の底から思っています。

f:id:shins2m:20161101130537j:image
大いなる天命知りて世の中を明るくせんとさらに進まん  



ホテル、結婚式、葬儀、写真、司会、コンパニオン派遣、生花、清掃、そして介護・・・・・・わが社が関わるすべての事業は、人間を幸せに、社会を良くする仕事です。
サンレーグループは、これからも人間尊重思想を広める「天下布礼」という天命を知り、ミッショナリー・カンパニーをめざします。わたしは「この大いなる使命を果たすには、みなさん全員の力が必要です。お願いいたします!」と述べ、以下の道歌を披露しました。


大いなる天命知りて世の中を
        明るくせんとさらに進まん  庸軒



f:id:shins2m:20161101130639j:image
さあ、創立50周年月が始まりました!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年11月1日 佐久間庸和

[業界だより]北九州商工会議所の常議員に就任しました

$
0
0


北九州商工会議所の臨時議員総会が、1日の16時半からリーガロイヤルホテル小倉で開かれ、わたしも参加しました。サンレーグループ佐久間進会長が23年4ヵ月にわたって同会議所の常議員を務めてきましたが、第20期をもって退任、常任相談役となりました。
佐久間会長に代わって、わたしが常議員に就任したのです。

f:id:shins2m:20161101163713j:image
臨時議員総会のようす
f:id:shins2m:20161101163350j:image
常議員になりました



わたしは、サービス・観光部会の副部会長にも就任しました。
17時半からは、「役員・議員就任披露パーティー」が開催され、わたしも参加しました。地元でお世話になっている多くの先輩経営者や同級生、友人たちにも会い、会話の花が咲きました。これからは、商工会議所での活動を通じて、北九州経済の発展に貢献したいと思います。

f:id:shins2m:20161101171123j:image
役員・議員就任披露パーティー
f:id:shins2m:20161101174145j:image
登壇する正副会頭
f:id:shins2m:20161101174250j:image
挨拶する利島会頭
f:id:shins2m:20161101175240j:image
挨拶する福岡県の小川知事
f:id:shins2m:20161101180438j:image
カンパ〜イ!
f:id:shins2m:20161101182503j:image
パーティーのようす



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年11月2日 佐久間庸和

[記事の紹介]相互扶助の原点に戻り、新たな成長を

$
0
0



2日の朝、北九州空港からスターフライヤーに乗って東京入りしました。
いくつかの打ち合わせを済ませた後、新橋にある全互協本部へ。「互助会加入者施行支援機構運営委員会」に参加するためですが、17時から19時まで激論を交わしました。全互協では、会報誌である「互助会通信」の429号を渡されました。全互協の初代会長であるサンレーグループ佐久間進会長の「特別寄稿」が掲載されています。

f:id:shins2m:20161102211757j:image
「互助会通信」429号



佐久間会長の「特別寄稿」は、「相互扶助の原点に戻り、新たな成長を」のタイトルで以下のように書かれています。
「私の天職は、この国の冠婚葬祭・儀礼文化を継承すると共に創造しながら次代に引き継ぐことだと考えている。冠婚葬祭互助会というシステムを事業展開していく過程で、私は自社のみではなく業界全体の編成に携わる機会を得た。特に昭和48年の全互協設立時には初代会長を務めさせて頂き、保証会社の保証料率の引き下げや、会長の任期制定などに取り組んだ。
前者は昭和49年当時の通産省天谷審議官の深いご理解を賜り、保証料率を前受金保全額の0.45%から0.1%への引き下げを達成できた。これにより、各互助会が飛躍的に活動の幅を拡げられたのではないかと思う。後者、会長の任期は、私の思惑から2期4年と定めた。思惑とは、1つには、全互協は全互連・日冠連・全冠協の各団体を統合したものだったが、各団体の代表が比較的短い期間で会長に就任することで、各団体間の壁を取り払い、本当の意味での和合を果たそうとしたことによる。
今1つは、当時から互助会業界に存在した、割賦販売法に代わる互助会の単独立法問題に対して各団体で理解を深めてもらう時間を確保するためであった。
互助会の単独立法について、私は割賦販売法からの離脱をはかる単独立法期成同盟とは一線を画し、通産省所管での単独立法(附帯決議)の実現を目指した。そして当初は各団体の長3名が全互協の会長を務めた後、つまり全互協結成12年後から本格的な検討を開始する予定だったが、これを希望しない互助会も多く存在することに配慮して、後に敢えて議論の俎上に載せることはなかった。私が互助会の単独立法を目指したのは、それが会員様の利益、すなわち豊かな生活・幸福感を実感して頂くことにつながると考えたからだが、実現できなかった事は今でも大きな心残りである。
さて、互助会は会員様による相互扶助組織だが、もちろん、会員様同士だけではなく互助会同士もまた、危機に瀕すれば助け合わねばならない。たとえば、わが社は役務保証機構の支援がない時代に、経営危機に陥った約20の互助会を引き受けた。それが原因となってわが社自体も存続が危ぶまれたこともあったが、火中の栗を拾うが如く他互助会を救済したのは、それが私の初代会長としての責任であるという自覚と、相互扶助が中途半端なものであってはならないという使命感があったからである。
今日、冠婚葬祭事業は市場規模1兆8000億円を超え、漁業・林業を超える一大産業まで成長した。たしかに全互協発足当初は足並みが揃わない時期もあったが、しかし、互助会市場の現在は、ひとえに各互助会の努力と、関係各機関からの支援の結果である。今後とも益々努力願いたい。
互助会業界は誕生以来発展し続けてきた。以前、私は『デパートは物を売る。互助会は心を売る。』と表現した。現在もそれは変わらない。互助会は物質的な商品ではなく、儀式という精神的な商品を売っているのである。
互助会が売る商品は、消費者の方の本当の利益にならなければならないし、全互協はその助け合いの輪を支え続ける存在でなければならない。今後も、加盟する互助会同士がなお一層和合、協力して、一般企業にみる利益追及第一の姿勢ではなく、相互扶助を原点とするわが業界の特徴を活かした健全経営をもって成長、発展すること、それが永劫に続くことを切に願う。冠婚葬祭を助ける互助会は、何にも増して世の為人の為に資する仕事だ。その為に、私自身も限られた命ではあるが、たとえこの身尽きるまで使い果たしても、この素晴らしい事業に全力投球していく覚悟だ」



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年11月3日 佐久間庸和

[会社だより]「金の太陽 銀の月」盃セット

$
0
0



文化の日、サンレー創立50周年を記念した素敵な品ができました。
「金の太陽 銀の月」盃セットです。50周年を記念して、お世話になった方々に贈らせていただきます。また、来年の社員用バースデー・プレゼントとして全社員にも配られます。

f:id:shins2m:20161031234705j:image
「金の太陽 銀の月」盃セット


わが社の「サンレー」という社名には「太陽の光」という意味があります。また、「ムーンギャラリー」や「月あかりの会」、「月の広場」、 月への送魂など、つねに「月の光」を意識しながら事業展開を行っています。

f:id:shins2m:20161101153845j:image
儀式論』の表紙
f:id:shins2m:20161031234645j:image
太陽は神、月は仏



2つの盃に刻まれた日輪と月輪は、『儀式論』(弘文堂)の表紙にも刻まれています。陽光と月光は万人に対して平等に降り注ぎます。まさに、太陽と月は「サムシング・グレート」そのものです。言い換えれば、太陽とは神、月とは仏を象徴しているのではないでしょうか。


ただ直き心のみにて見上げれば 
         神は太陽 月は仏よ (庸軒)



わが社は、つねに太陽と月を視野に入れながら、これまで歩んできたといっても過言ではありません。50周年を機に、サンレーは天道、すなわち神仏に仕える企業として、これからも「人間尊重」という大ミッションに努めてまいります。
さあ、この美しき盃に美酒を注ぎ、みんなで50周年を祝おうではありませんか!

f:id:shins2m:20161031234945j:image
この盃に美酒を注ぎましょう!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年11月4日 佐久間庸和

[こころの一冊]『悔いのない人生』

$
0
0



「サンデー新聞」に連載中の「ハートフル・ブックス」第103回で、『悔いのない人生』齋藤孝著(SB新書)を紹介しました。「量産作家」という言葉があります。なんとなく「粗製濫造」の悪いイメージがありますね。しかし,多作でありながら、つねに質の高い著作を上梓し続けている人は実在します。明治大学文学部教授の齋藤孝氏はその代表例ではないでしょうか。

f:id:shins2m:20161102232559j:image
「サンデー新聞」2016年11月5日号



教育学の第一人者である齋藤氏は、読書教育を非常に重視しています。
名著『読書力』(岩波新書)をはじめ、「読書」や「教養」に関する多くの著書がありますが、わたしはほとんど読ませていただき、共感しました。今回ご紹介する『悔いのない人生』は、「死に方から生き方を学ぶ『死生学』」というサブタイトルがついています。これはまさに、わたし自身が日頃から考え、取り組んでいるテーマであります。



本書では、吉田松陰の『留魂録』、山本常朝の『葉隠』、貝原益軒の『養生訓』、正岡子規の『病床六尺』、V・E・フランクルの『夜と霧』、『きけわだつみのこえ』、西郷隆盛の『西郷南洲遺訓』 、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』、そして『古事記』といった古今の名作を取り上げ、そこから「死に方」と「生き方」を学びます。



特に、わたしが興味深く感じたのは、『銀河鉄道の夜』を取り上げたくだりで、著者は以下のように述べています。
「銀河を走る鉄道があって、そこに乗っていくというイメージは、日本人の死生観に新しいイメージを付け加えたと思います。もともと日本には人が死んで星になるというイメージはあまりありませんでした。先ほど述べたように山をはじめとしてもう少し身近なところで済ませていたのです。そうしたところへ、賢治は『銀河鉄道』という壮大なイメージのなかで死者を悼む旅を繰り広げました」



たしかに、日本人に「人が死んで星になる」という美しいイメージを与えたのは賢治かもしれません。わたしは現在、日本における葬送イノベーションとして、「海洋葬」、「樹木葬」、「天空葬」、「月面葬」の「四大永遠葬」というものを提案しています。日本人の他界観を大きく分類すると、「海」「山」「星」「月」となりますが、それぞれが四大永遠葬に対応しているわけです。そして、「星」という他界観のルーツがまさに『銀河鉄道の夜』だったわけです。



本書『悔いのない人生』は、著者の豊かな教養から死生観が説かれており、非常に共感できる内容でした。わたしはつねづね「死生観は究極の教養である」と言っているのですが、拙著『死が怖くなくなる読書』(現代書林)の帯のキャッチコピーとして使われています。こちらもご一読いただけると嬉しいです。







*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年11月5日 佐久間庸和


[お知らせ]第25回「笑いの会」 

$
0
0



サンレーは、「ともいき倶楽部」を主宰しています。
「元気になった」「健康になった」と、おかげさまで大好評です。
次回は、11月10日(木)にイベントを開催いたします。ふるってご参加下さい!

f:id:shins2m:20161027164153j:image



「笑って長寿!笑って健康!」
ともいき倶楽部
第25回笑いの会
「ものまね健康法」
たけはるおさん初登場!
誘って、笑って、お互いに健康でイキイキ過ごしましょう


【開催日】11月10日(木)
【時 間】10:30〜12:00
【参加費】500円(税込)
【会 場】平成の寺子屋「天道館
小倉北区上富野3丁目15−12



ともいき(共生)とは・・・・・・
ともいき倶楽部は「人は老いるほど豊かになる」という信条のもと、65歳以上の方がお互いに「正しい養生」で支えあうことを目的に発会いたしました。「ともいき(共生)とは共に助け合い、共に生きること。後期高齢を「光輝高齢」と陽にとらえ、明るく前向きに「ともいき」でお互いの健康寿命を伸ばしていきたいものです。



お問い合わせご予約はこちら
サンレー総合研究所内 ともいき倶楽部事務局
TEL093−551−3187
受付時間/9:30〜17:00(土日祝日を除く)



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年11月6日 佐久間庸和

[お知らせ]紅葉の膳   

$
0
0



各地の紅葉が美しいですね。もう、すっかり秋です。
読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、そして食欲の秋です。
松柏園ホテルからのお知らせです。11月14日(月)、四季を味わう日本料理の会“紅葉の膳”による「美と和食の華麗なる宴」を開催いたします。

f:id:shins2m:20161105212137j:image



松柏園ホテル 四季を味わう日本料理の会“紅葉の膳”
「美と和食の華麗なる宴」
【日 時】2016年11月14日(月)
【受 付】18:00
【開 演】18:30
【会 場】松柏園ホテル グランフローラ
【金 額】お一人様 10,000円(税サ込) 
※創作和会席・フリードリンク
※予約制



こだわりぬいた、旬の和食をフルートの調べにのせてご堪能ください。
◇フルーティスト・フリーアナウンサー/中西 久美
東京藝術大学付属音楽高校、および東京藝術大学音楽各部器楽科フルート専攻卒業。大学卒業後、RKB毎日放送アナウンス部に入社。クラシックを基にジャズやポップスのライブ活動を定期的に行う。音楽とともにフリーアナウンサーとして、テレビやラジオ、司会やナレーション等の活動をしている。
RKB毎日放送「今日感テレビ」、TNCテレビ西日本「ももち浜ストア」等のメディア等にも出演。自身のフルートアルバム「ALL OF ME」、ポニーキャニオンよりTEAM美魔女のメンバーとして、CD「Forever Girl」でメジャーデビューを果たす。



<和食>
◇総料理長/宮脇 利夫
伝統を守りながらも、創造することを楽しんでいたい・・・20年以上続く、宮脇のライフワーク「四季を味わう日本料理の会」には日本全国から延べ2万人ものファンが集ってきた。「料理といえば松柏園ホテル」といわれる“伝統の美食”を今に紡ぐ。ホテル総料理長。



◇和食料理長/三澤 建治
総料理長・宮脇利夫から引き継がれる“伝統の美食”に新たな息吹をもたらす新和食料理長。四季折々の旬の素材と対話しながら、素直にその旨みを表現すること・・・幅広い年齢のファンから愛される創作和食に定評がある。“美しい出汁”作りにはテレビ取材なども多数。

f:id:shins2m:20161105212214j:image
わたしたちがご案内いたします!(美魔女?)



<ご予約・お問合せ>
松柏園ホテル
北九州市小倉北区上富野4−1−25
TEL:093−511−2228
ホームページはこちら
http://www.shohakuen.com



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年11月7日 佐久間庸和

[人生の四季]儀式は永遠に不滅である 

$
0
0


「サンデー毎日」2016年11月20日号が発売されました。
わたしは、同誌にコラム「一条真也の人生の四季」を連載しています。
第55回目のタイトルは、「儀式は永遠に不滅である」です。

f:id:shins2m:20161105214842j:image
「サンデー毎日」11月20日号



わたしの最新刊『儀式論』(弘文堂)が刊行されました。合計600ページの厚さで函入り、わが代表作となる予感がします。とにかく、結婚式にしろ、葬儀にしろ、儀式の意味というものが軽くなっていく現代日本において、かなりの悲壮感をもって書きました。



わたしは、人間は神話と儀式を必要としていると考えます。
社会と人生が合理性のみになったら、人間の心は悲鳴を上げてしまうでしょう。結婚式も葬儀も、人類の普遍的文化です。多くの人間が経験する結婚という慶事には結婚式、すべての人間に訪れる死亡という弔事には葬儀という儀式によって、喜怒哀楽の感情を周囲の人々と分かち合います。



このような習慣は、人種・民族・宗教を超えて、太古から現在に至るまで行われてきたものです。儀式とは人類の行為の中で最古のものなのです。ネアンデルタール人も、現生人類(ホモ・サピエンス)も埋葬をはじめとした葬送儀礼を行っていました。



人類最古の営みといえば、他にもあります。石器を作るとか、洞窟に壁画を描くとか、雨乞いの祈りをするとか。しかし現在、そんなことをしている民族はいません。儀式だけが現在も続けられているのです。最古にして現在進行形ということは、儀式という営みには普遍性があるのではないでしょうか。ならば、人類は未来永劫にわたって儀式を続けるはずです。



わたしは、儀式を行うことは人類の本能ではないかと考えます。ネアンデルタール人の骨からは、葬儀の風習とともに身体障害者をサポートした形跡が見られます。儀式を行うことと相互扶助は、人間の本能なのです。これはネアンデルタール人のみならず、わたしたち現生人類の場合も同じです。



儀式および相互扶助という本能がなければ、人類はとうの昔に滅亡していたのではないでしょうか。わたしは、この本能を「礼欲」と名づけたいと思います。「人間は儀式的動物である」という哲学者ウィトゲンシュタインの言葉にも通じる考えです。礼欲がある限り、儀式は不滅です。

f:id:shins2m:20161105214940j:image
「サンデー毎日」11月20日号の表紙



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年11月8日 佐久間庸和

[お知らせ]『儀式論』が発売されました

$
0
0


11月8日、ついに『儀式論』(弘文堂)が発売されました。
合計600ページ、総クロス貼り、金銀箔押し、ケース入りです。
なんとも感無量です。わが代表作となる予感がいたします。
唯葬論』(三五館)がこれまでの集大成的作品なら、この『儀式論』は新しい出発の書かもしれません。そして、わが「世直し」の書です。すでに、名古屋冠婚葬祭互助会、117、アークベル、セレモニーといった冠婚葬祭の名門企業から続々と大量注文が入っています。

f:id:shins2m:20161012195816j:image
儀式論』(弘文堂)



ケースにも、クロス貼りの本体にも、日輪と月輪のシンボル・マークが箔押しされています。
これは、大正時代の伝説的出版物である『世界聖典全集』のデザインを参考にしました。
おかげで、なんとも威厳のある装丁となりました。ケースの帯には「人間が人間であるために儀式はある!」と大書され、続けて「儀式とは何か? 有史以来の大いなる謎に挑む、知の大冒険! 儀式が人類存続のための文化装置であることを解明し、儀式軽視の風潮に警鐘を鳴らす、渾身の書き下ろし!」と書かれています。

f:id:shins2m:20161012195926j:image
本書の帯



アマゾン「内容紹介」には、「『儀式とはなにか』を突き詰めた渾身の大著! 人間が人間であるために儀式はある!」として、こう書かれています。
「結婚式、葬儀といった人生の二大儀礼から、成人式、入学式、卒業式、入社式といった通過儀礼、さらには神話や祭り、オリンピックの開閉会式から相撲まで、あらゆる儀式・儀礼についての文献を渉猟した著者が、『儀式とはなにか』をテーマ別に論究。『人類は生存し続けるために儀式を必要とした』という壮大なスケールの仮説の下、知的でスリリングな儀式有用論が展開します。古今の名著を堪能しながら儀式の本質に迫ると同時に、現代日本を蔽う『儀式不要』の風潮が文化的危機であることを論証する大部の書き下ろしです」

f:id:shins2m:20161013180022j:image
本書の帯の裏



本書の「目次」は、以下のようになっています。
はじめに「なぜ儀式が必要なのか」
第1章 儀礼と儀式
儀礼と儀式の違い
儀礼とは何か
通過儀礼
儀礼の過程
言語としての儀礼
イニシエーション
儀礼文化とは何か
第2章 神話と儀式
謎への対応と生命のエコロジー
神話と祭儀
神話と儀礼
神話と古代宗教
人類学と神話
神話と夢想と秘儀
イニシエーションの元型
第3章 祭祀と儀式
「まつり」とは何か
日本の祭り
祭りの発生
祭りの構造と儀礼
祭りと儀礼の宗教学
バタイユとカイヨワ
第4章 呪術と儀式
タイラーの『原始文化』
フレイザーの『金枝篇』
レヴィ=ブリュルとマリノフスキー
呪術と宗教の違い
トーテムとタブー
アニミズムとは何か
第5章 宗教と儀式
宗教の起源
儀礼的生活
一神教の「神」をめぐって
聖なるもの
ユング心理学と宗教
古代の密儀
宗教の根本としての儀礼
第6章 芸術と儀式
芸術の起源
古代中国における音楽
古代芸術と祭式
演劇と儀式
茶道と中国文化
第7章 芸能と儀式
芸能の発生
「うた」という儀礼文化
能と仮面劇
人を不死にする芸能
神事としての相撲
相撲の宇宙論
第8章 時間と儀式
月と永遠
人間と時間
時間のリセットとしての儀礼
日本人における時間感覚
日本における時間と儀式の関係性
儀式とライフスタイル
第9章 空間と儀式
空間の本質
聖なる空間
祭祀空間・儀礼空間
仁徳天皇陵と古墳のまつり
古代の祭祀空間
祭祀空間の構造
沖縄文化論と聖地感覚
洞窟および洞窟的空間
社殿と儀式空間
第10章 日本と儀式
宗教と日本人
神道と儒教
仏教と儒教
日本人と結婚式
日本人と葬儀
冠婚葬祭互助会の誕生と発展
第11章 世界と儀式
儀式としてのオリンピック
儀式・政治・権力
革命祭典から記念式典へ
キリスト教のプレゼンテーション
ナチスに見る儀式力
ディズニーランドと月の宮殿
世界の宗教と月信仰
第12章 社会と儀式
心の社会
古代都市の儀式
儀式こそ宗教である
儀式の社会的機能
儀式の重要性
宇宙の秩序としての「礼」
会社と儀式
第13章 家族と儀式
「家」という宗教集団
古代の家族宗教
古代ギリシャと日本の婚礼
『礼記』の家族論
孟子が説いた「人の道」
へーゲルが説いた「埋葬の倫理」
年中行事と冠婚葬祭
家族葬について考える
小津映画と冠婚葬祭
第14章 人間と儀式
儀式的動物あるいはホモ・フューネラル
シンボリック・システム
儀式の心理的機能
魂のコントロール術
感情の共同体
「聖なるもの」とのアクセス
孔子とブッダのコラボとしての「慈礼」
おわりに「儀式文化の継承と創新のために」
「儀式讚」
「参考文献一覧」

f:id:shins2m:20161107120024j:image
儀式論』(弘文堂)の見本



本書では、まず、儀式の存在意義について考えました。儀式と聞いて多くの人は、結婚式と葬儀という人生の二大儀礼を思い浮かべるのではないでしょうか。結婚式ならびに葬儀の形式は、国によって、また民族によって著しい差異があります。これは世界各国のセレモニーには、その国で長年培われた宗教的伝統や民族的慣習などが反映しているからです。儀式の根底には「民族的よりどころ」があるのです。

f:id:shins2m:20161102090053j:image
函入りです!



日本には、茶の湯・生け花・能・歌舞伎・相撲といった、さまざまな伝統文化があります。そして、それらの根幹にはいずれも「儀式」というものが厳然として存在します。すなわち、儀式なくして文化はありえないのです。儀式とは「文化の核」と言えるでしょう。そもそも、哲学者のウィトゲンシュタインが述べたように人間とは「儀式的動物」なのです。
儀式は、地域や民族や国家や宗教を超えて、あらゆる人類が、あらゆる時代において行ってきた文化です。

f:id:shins2m:20161101153752j:image
函と本体



しかし、いま、日本では冠婚葬祭を中心に儀式が軽んじられています。
そして、日本という国がドロドロに溶けだしている感があります。
日本人の儀式軽視は加速する一方です。「儀式ほど大切なものはない」と確信しているわたしも、この現状を憂うあまりに、「自分の考えがおかしいのか」と悩むこともありました。そして、あえて儀式必要論という立場ではなく、「儀式など本当はなくてもいいのではないか」という疑問を抱きながら、儀式について考えていこうと思い至ったのです。

f:id:shins2m:20161101153845j:image
本体の表紙(総クロス貼り)



そのために、儀式に関連した諸学、社会学、宗教学、民俗学、文化人類学、心理学などの文献を渉猟して書いたのが本書『儀式論』です。
大上段に「儀式とは何ぞや」と構えるよりも、さまざまな角度から「儀式」という謎の物体に複数の光線を浴びせ、その実体を立体的に浮かび上がらせるように努めました。その結果、全部で14の章立てとなりました。

f:id:shins2m:20161101160254j:image
表紙の表には日輪の金箔が・・・・・・



第1章「儀礼と儀式」では、よく似た言葉である儀礼と儀式の違いについて考察し、民俗学者や文化人類学者を中心とする先人たちの儀礼研究の歩みを追いました。第2章「神話と儀式」では、人類は神話と儀式を必要とし、両者は古代の祭儀において一致したことを明らかにしました。第3章「祭祀と儀式」では、日本語の「まつり」の意味について確認し、祭祀は儀式によって神と人、人と人とのつながりを強化することを示しました。第4章「呪術と儀式」では、儀式について考える上で呪術の問題を避けることはできず、呪術を支配している原理は「観念の万能」であることを明らかにしました。

f:id:shins2m:20161101160337j:image
表紙の裏には月輪の銀箔が・・・・・・



第5章「宗教と儀式」では、宗教とは「聖なるもの」との交流であり、「聖なるもの」と会話をする言語が儀式であると述べました。第6章「芸術と儀式」では、芸術は古代の祭式という儀式から生まれ、音楽や演劇や茶道の本質について述べました。第7章「芸能と儀式」では、芸能は儀式によって成り立っており、歌謡や歌舞伎や能や相撲の本質について述べました。第8章「時間と儀式」では、儀式とは世界における時間の初期設定であり、時間を区切ることです。それは時間を肯定することであり、ひいては人生を肯定することなのです。さまざまな儀式がなければ、人間は時間も人生も認識することはできないであろうと述べました。第9章「空間と儀式」では、祭祀空間や儀礼空間や聖地について考察し、洞窟から儀式が生まれたと論じました。

f:id:shins2m:20161031234945j:image
金は太陽、銀は月



第10章「日本と儀式」では、日本の宗教の本質が神道、仏教、儒教からなるハイブリッド宗教であることを述べ、結婚式や葬儀の歴史をたどりました。第11章「世界と儀式」では、オリンピックやキリスト教、ナチス、ディズニーランドといった地球規模の文化と、その伝播に深い影響を与えた儀式との関連を追いました。第12章「社会と儀式」では、儀式には人々の精神的つながりを強め、秩序を維持する社会的機能があると論じました。第13章「家族と儀式」では、家族とは本来が迷惑をかけ合う関係であり、儀式を行うことは面倒なゆえに意味があると論じました。第14章「人間と儀式」では、儀式の心理的機能を考察し、儀式的動物としての人間の本質について論じました。

f:id:shins2m:20161101203049j:image
函の天にも『儀式論』 



わたしは、日本人のみならず、人類の未来のために本書を書きました。
人類のさまざまな謎は、儀式という営みの中にすべて隠されています。
本書を読んで、儀式という営みが個人にとって、日本人にとって、人類にとって、必要であるか、それとも不要であるか。その結論は、読者の判断に委ねたいと思います。14章にわたり、さまざまな角度から儀式について見ましたが、やはり人類にとって儀式は必要不可欠であると思わざるをえません。わたしたちは、いつから人間になったのか。そして、いつまで人間でいられるのか。その答えは、すべて儀式という営みの中にあるのです。

f:id:shins2m:20161101203039j:image
函の底にも『儀式論



わたしは、冠婚葬祭互助会を経営し、全国団体の会長も務めています。
いま、日本人に広く儀式を提供する冠婚葬祭互助会の社会的役割と使命が問われています。たしかに、互助会というビジネスモデルが大きな過渡期にさしかかっていることは事実でしょう。その上で、わたしは、互助会の役割とは「良い人間関係づくりのお手伝いをすること」、そして使命とは「冠婚葬祭サービスの提供によって、たくさんの見えない縁を可視化すること」に尽きると考えます。そして、「縁って有難いなあ。家族って良いなあ」と思っていただくには、わたしたちのような冠婚葬祭業者が参列者に心からの感動を与えられる素晴らしい結婚式や葬儀を提供していくことが最も重要です。



互助会が儀式をしっかりと提供し、さらには「隣人祭り」などの新しい社会的価値を創造するイノベーションに取り組めば、無縁社会を克服することもできるはずです。「豊かな人間関係」こそは冠婚葬祭事業のインフラであり、互助会は「有縁社会」を再構築する力を持っているのです。これからの時代、互助会の持つ社会的使命はますます大きくなると確信します。



人間は神話と儀式を必要としています。社会と人生が合理性のみになれば、人間の心は悲鳴を上げてしまうでしょう。結婚式も葬儀も、人類の普遍的文化です。子孫の繁栄を予祝する結婚という慶事には結婚式という儀式によって、すべての人間に訪れる死亡という弔事には葬儀という儀式によって、喜怒哀楽の感情を周囲の人々と分かち合います。この習慣は、人種・民族・宗教を超えて、太古から現在に至るまで行われています。この二大セレモニーはさらに、未来においても継承されると予想される「不滅の儀式」であり、人類が存続する限り永遠に行われることでしょう。



しかし、結婚式ならびに葬儀のスタイルは、国により、あるいは民族や宗教によって、きわめて著しい差異があります。それは世界各国のセレモニーというものが、人々の心の支えともいうべき「民族的よりどころ」となって反映しているからです。結婚式や葬儀をはじめとした人生儀礼を総合的に提供する冠婚葬祭互助会の最大の使命とは何か。それは、日本の儀式文化を継承し、「日本的よりどころ」を守る、すなわち日本人の精神そのものを守ること、さらには日本人を幸福にする儀式を新たに創造することです。



その意味で、冠婚葬祭互助会の全国団体とは、茶の湯・生け花・能・歌舞伎・相撲などの日本の伝統文化を継承する諸団体と同じ役割、いや、儀式というさらに「文化の核」ともいえる重要なものを継承するという点において、それ以上の役割を担っていると考えます。これからも、日本人を幸福にするために、わたしは儀式文化の継承と創新に努めていきたいです。

f:id:shins2m:20161101154356j:image
巻末の「儀式讃」



本書の巻末には、わたしの儀式への想いを「儀式讃」としてまとめました。
これは『古今和歌集』で紀貫之が和歌への想いを綴った「仮名序」をイメージして作成しました。本当は「儀式序」として巻頭に置こうかとも考えましたが、それだと14章にわたる論考の意味がなくなると思い、巻末に「儀式讃」として掲載した次第です。

f:id:shins2m:20161101154431j:image
儀式に対する想いをまとめました



わたしは本書を何かに取り憑かれたように一気に書き上げました。
わたしの心中には「俺が書かねば誰が書く」という大いなる使命感がありました。不遜を承知で言えば、わたしは、ダーウィンの『種の起源』やマルクスの『資本論』のような人類社会に多大な影響を与える本をイメージしながら、『儀式論』を書き上げました。ドン・キホーテのような心境で書きました。

f:id:shins2m:20161101152817j:image
ものすごい存在感です!(わが書斎の自著コーナー)



本書は合計6〇〇ページ、総クロス貼り、金銀箔押し、ケース入りという豪華版です。人文書の冬の時代に夢でも見ているようです。実際、「いつか、こんな本を出版してみたい」という愛書家、蔵書家、読書家としてのわたしの夢は本書の上梓によってすべて叶えられました。出版していただいた弘文堂の鯉渕友南社長、つねに適切なアドバイスと慈愛にあふれる励ましを与え続けて下さった編集の外山千尋氏に心より感謝いたします。本書は、11月8日に全国発売されます。全国の冠婚葬祭関係者、宗教関係者のみなさまをはじめ、1人でも多くの方に読んでいただきたいです。

儀式論

儀式論



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年11月8日 佐久間庸和

[お知らせ]「財界九州」取材

$
0
0



11月8日、「財界九州」新年号の取材を受けました。
場所は、現在、新館を建設中の松柏園ホテルであります。
取材に先立ってホテル内の神殿である「顕斎殿」で写真を撮影していただきました。

f:id:shins2m:20161108111403j:image
まずは神殿で写真撮影を行いました
f:id:shins2m:20161108112055j:image
儀式論』と『ミッショナリー・カンパニー』を持って

儀式論

儀式論

ミッショナリー・カンパニー

ミッショナリー・カンパニー



「財界九州」の新年号に登場させていただくのも、早いもので、もう16回目になります。
そう、わたしが社長に就任した2001年の暮れに初めて取材を受けたのです。
最初に写真撮影を行いました。カメラマンの方が、たくさん撮影して下さいました。
「右手にコーラン、左手に剣」ではありませんが、この日に発売された『儀式論』(弘文堂)を右手に、左手には本名で書いた『ミッショナリー・カンパニー』(三五館)を持ちました。ともに奥付の日付が、サンレー創立50周年の日である2016年11月18日となっています。

f:id:shins2m:20161108112534j:image
インタビュー取材のようす
f:id:shins2m:20161108112922j:image
2017年の展望を述べました



それからインタビュー取材に移り、財界九州社・企画編集部の窪田隆二次長の質問に答えました。わが社の業績、業界の動向、それに一条真也としての執筆活動など、多方面からの質問を受けました。質問の1つ1つに対して、丁寧にお答えしました。
わたしは、2016年を振り返りつつ、2017年の展望を述べました。
特に、役員人事を一気に若返らせた「50周年新体制」、来秋にグランド・オープンするNEW松柏園ホテルの概要、セレモニーホール「紫雲閣」の新規出店計画およびコミュニティ・センター化、あるいは小学生向けの「模擬結婚式」や「模擬葬儀」といった教育事業について詳しくお話しました。

f:id:shins2m:20161108113008j:image
いろんな質問を受けました
f:id:shins2m:20161108112712j:image
質問には丁寧にお答えしました
f:id:shins2m:20161108113415j:image
笑いの絶えないインタビュー取材でした
f:id:shins2m:20161108113619j:image
天下布礼」への意気込みを語りました



いつも、この時期に「財界九州」の取材を受けると、「もう今年も終わりか」と思います。
わたしは、創立50周年を記念して行ってきた、あるいは予定しているイベント、さらには社会貢献事業などの内容に触れながら、わが社のミッションについて説明しました。そして、「天下布礼」への意気込みを大いに語りました。なお、この記事が掲載される「財界九州」2016年新年号は、12月16日(金)に発刊予定です。

f:id:shins2m:20151218152742j:image
「財界九州」2016年新年号



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年11月9日 佐久間庸和

Viewing all 500 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>