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Channel: 佐久間庸和の天下布礼日記
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[こころの一冊]『娘よ、ここが長崎です』 

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今日は、71回目の「終戦の日」です。
ブログ「終戦70年の日」で紹介したように、70回目の大きな節目となった昨年の8月15日は靖国神社を参拝しましたが、今年は九州は小倉の地で黙祷いたします。
さて、連載100回を記念して、過去の「ハートフル・ブックス」をご紹介しています。
第7回目は、「サンデー新聞」2008年9月5日号に掲載されました。
『娘よ、ここが長崎です』(新装版)筒井茅乃著(くもん出版)を紹介しました。

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サンデー新聞」2008年9月5日号



2008年8月9日の「長崎の原爆の日」、この本を2人の娘に贈りました。
著者の筒井茅乃さんは、長崎に原爆が投下された直後、自ら重症を負いながら救護活動に当たった永井隆博士の次女です。今年が生誕百年にあたる永井博士は、『長崎の鐘』『この子を残して』などの著作を通じて、世界中に平和を訴え続けましたが、二人の子を残して世を去ります。筒井さんは、その残された子なのです。



本書は、「あの日」の38年後、著者が中学生の娘と一緒に長崎に帰郷したことからはじまります。原爆が落とされる少し前のころ、投下直後の悲惨な状況、父である永井博士の被爆者への必死の救護活動、父の闘病生活と死、その後の著者自身について、ありのままに語り、わたしたちに平和の尊さを伝えてくれます。



わたしは小倉に住んでいます。広島に続いて長崎に落とされた原爆は、実は小倉に落とされるはずでした。しかし、当日の小倉上空は前日の八幡爆撃による煙やモヤがたち込めていたため投下を断念。第二目標であった長崎に原爆が投下されたのです。
この原爆によって74000人もの尊い命が奪われ、75000にも及ぶ人々が傷つきました。



当時、わたしの母は小倉の中心部に住んでいました。小倉に原爆が落ちていたら、当然ながら、わたしは生まれていません。ある意味で、長崎の犠牲者が命の恩人であるにもかかわらず、その事実を知らない北九州市民が多いのは本当に悲しいことです。死者を忘れて、生者の幸福など絶対にありえません。終戦60年の8月9日、わたしは「長崎の身代わり哀し忘るるな小倉に落つるはずの原爆」という短歌を詠み、被爆者の方々の霊前に捧げました。



わたしは、いつか二人の娘を長崎に連れて行き、こう言うつもりです。
「娘たちよ、ここが長崎です。小倉に原爆が落ちていたら、ぼくも君たちも生まれてはこれなかった。娘たちよ、原爆で亡くなった長崎の人たちを絶対に忘れてはなりません。」



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年8月15日 佐久間庸和


[人生の四季]島田裕巳氏との対談

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お盆も終わりですね。お墓参りはされましたか?
「サンデー毎日」2016年8月28日合併号が出ました。
わたしは、同誌にコラム「一条真也の人生の四季」を連載しています。
第43回目のタイトルは「島田裕巳氏との対談」です。

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「サンデー毎日」8月28日合併号



宗教学者の島田裕巳氏と対談しました。「葬儀」をテーマにした島田氏との共著の巻末企画です。これまで往復書簡の形で、何通か手紙のやりとりをしてから最後に対談したのです。
かつて、わたしは島田氏の『葬式は、要らない』(幻冬舎新書)というベストセラーに対し、『葬式は必要!』(双葉新書)を書きました。それから5年後、再び島田氏の著書『0葬』に対抗して本書『永遠葬』を執筆しました。



島田氏は、葬式無用論の代表的論客として有名ですが、わたしは葬式必要論者の代表のようにみられることが多いようです。そんな2人が共著を出すということに驚く人も多いのではないでしょうか。確かにわたしたちは、これまで因縁の関係のように言われてきまた。
しかし、意見が違うからといって、いがみ合う必要などまったくありません。意見の違う相手を人間として尊重した上で、どうすれば現代の日本における「葬儀」をもっと良くできるかを考え、そのアップデートの方法について議論を深めることが大切です。



対談は東京・六本木ヒルズ49階の「アカデミーヒルズ」で行われました。島田氏とは意見の一致も多々あり、まことに有意義な時間を過ごすことができました。弁証法のごとく、「正」と「反」がぶつかって新たに「合」が生まれたような気がします。
最近、原発や安保の問題にせよ、意見の違う者が対話しても、相手の話を聞かずに一方的に自説を押し付けるだけのケースが目立ちます。ひどい場合は、相手に話をさせないように言論封殺するケースもあります。



そんな姿を子どもたちが見たら、どう思うでしょうか。間違いなく、彼らの未来に悪影響しか与えないはずです。当事者のわたしが言うのも何ですが、島田氏とは理想的な議論が実現したように思います。なお、対談の詳しい内容については、10月刊行予定の『お葬式を問う』(島田裕巳・一条真也著、三五館)をぜひお読み下さい。

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「サンデー毎日」8月28日合併号の表紙



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2016年8月16日 佐久間庸和

[こころの一冊]『ハリー・ポッターと死の秘宝』  

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連載100回を記念して、過去の「ハートフル・ブックス」をご紹介しています。
第7回目は、「サンデー新聞」2008年10月14日号に掲載されました。
わたしは、世界的ベストセラーである『ハリー・ポッターと死の秘宝』(上・下)J・K・ローリング著、松岡佑子訳(静山社)を紹介しました。

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サンデー新聞」2008年10月14日号



言わずと知れた世界的大ベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズの最終巻です。
この新時代のファンタジーは全世界で3億冊も読まれたそうで、すでに古典の風格さえあり、「現代の聖書」と呼ぶ人さえいます。
このシリーズが歴史的ベストセラーになった最大の要因として「ホグワーツ魔法魔術学校」の存在があると思います。魔女や魔法使いになるために教育を受けなければならないという設定は非常に説得力があります。このシリーズが現れるまで、ファンタジー文学に登場する人物はふつうの人間と魔女・魔法使いとに二分されていました。




作者のローリングは、ふつうの人間でもいくばくかの才能があり、良い教育を受けることができれば、魔女や魔法使いになれるという設定を考案しました。まるで、スポーツ選手や芸術家になるのと同じように。これこそ、ファンタジー文学にとって大きな躍進でした。しっかりした教育を受けていない、あるいは訓練を怠った魔女・魔法使いは、ただの人間にすぎません。



じつは、わたしは常々、接客サービス業に携わる人間とは「魔法使い」をめざすべきだと言っています。以前ご紹介したサン=テグジュペリの『星の王子さま』には、「本当に大切なものは、目には見えない」という言葉が出てきます。本当に大切なものとは、思いやり・感謝・感動・癒し、といった「こころ」の働きだと思います。



そして、接客サービス業とは、挨拶・お辞儀・笑顔・愛語などの魔法によって、それを目に見える形にできる仕事ではないかと思うのです。もちろん、それらのホスピタリティ・スキルを身につけるのには教育と自らの訓練が必要になります。
『星の王子さま』で示された「本当に大切なもの」が、『ハリー・ポッター』の方法論で目に見える形になるなんて、なんと素敵なことでしょうか!



この最終巻を読めば、これまでに張られていた伏線から主要人物のその後まで、すべてが明らかになります。21世紀において、魔法について書かれた本が世界中で読まれること自体が、最大の魔法ではないかと思います。



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2016年8月17日 佐久間庸和

[会社だより]秋季例大祭

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今朝、松柏園ホテルの顕斎殿で秋季例大祭を行いました。
わが社は「礼の社」なので、祭礼や儀式を重んじるのです。
戸上神社の是則神職が神事を執り行って下さいました。祭主である佐久間進会長に続いて、わたしは参列者を代表して玉串奉奠しました。参列者のみなさんの健康・幸福、それから社業の発展を祈願させていただきました。立秋を過ぎても、猛暑が和らいだ印象はありませんが、この秋季例大祭でいよいよ秋の訪れを感じるのでしょうか。

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最初はもちろん一同礼!
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秋季例大祭のようす
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玉串奉奠する佐久間会長
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柏手を打つわたし



それから、参列者全員で朝粥会を開きました。
まずは佐久間進会長の挨拶があり、会長はリオ五輪の話をしました。続いて、戸上神社の是則神職の発声による神酒拝戴が行われ、食事がスタートしました。社長のわたしが言うのも何ですが、松柏園のお粥は非常においしいです。塩鮭、明太子、玉子焼き、ホウレン草のおひたしなどをおかずに、みんな黙々とお粥をすすっていました。「共食信仰」という言葉がありますが、社員のみなさんと一緒に食事をすると、「こころ」が1つになるような気がします。解散が報じられたSMAPの5人もみんなでお粥をすすれば良かったのにと思いました。

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朝粥会で挨拶する佐久間会長
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神酒拝戴のようす
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いただきます!
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松柏園ホテルの朝粥
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朝粥会のようす
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朝粥会のようす



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2016年8月18日 佐久間庸和

[会社だより]真夏のミッション

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ブログ「秋季例大祭」で紹介した神事と朝粥会の後は、神事の後は、恒例の「平成心学塾」を開催しました。最初に、 サンレーグループ佐久間進会長が檀上に立ち、訓話をしました。会長は、WEBシステムに写っている各地の社員に向かって話しかけました。

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佐久間塾のようす
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訓話する佐久間会長



佐久間会長は「リオオリンピックが大変盛り上がっていますが、日本が金メダルラッシュでまことに喜ばしいですね。わたしと縁のある柔道も全階級でメダルを取りました。また、シンクロナイズドスイミングの原点が日本の武術にあったと知り、日本文化の奥深さを改めて感じています。ぜひ、オリンピックを観戦する際は単なる勝ち負けだけでなく、自身の仕事に活かせる何かを学び取っていただきたい」と述べました。

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WEBシステムを使って話す佐久間室長
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キャッシュフロー経営について説明する槇部長



続いて、WEBシステムを使って北陸本部から佐久間室長が参加し、これからキャッシュフロー経営についての話をする旨が発表されました。2015年12月2日に開かれた第95回全互協九州ブロック講演会において互助会保証(株)の藤島社長が講演された資料をベースにさせていただいた話です。続いて、北九州本部からサンレー経営管理部の槇部長が具体的に説明してくれました。

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わたしが登壇しました



最後は、わたしが登壇して講話しました。
まず、わたしは宮本武蔵の話からスタートし、武蔵と有馬喜兵衛、吉岡一門、佐々木小次郎との闘いについて述べました。それから、ブログ「横浜フューネラル対談」で紹介した、仏教界を代表する論客である曹洞宗の村山博雅老師との対談について話しました。「葬送儀礼の力を問う〜葬儀の本質とは」をテーマの対談でしたが、東日本大震災の話題も出ました。2011年の夏、東北の被災地は震災の犠牲者の「初盆」を迎えました。この「初盆」は、生き残った被災者の心のケアという側面から見ても非常に重要でした。

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最初に宮本武蔵の闘いに言及しました



通夜に始まって、告別式、初七日、四十九日・・・日本仏教における一連の死者儀礼の流れの中で、初盆は1つの大きな節目です。また、年忌法要そのものが日本人の死生観に合ったグリーフケア文化となっています。今後も仏式葬儀は時代の影響を受けて変化せざるを得ませんが、原点、すなわち「初期設定」を再確認した上で、時代に合わせた改善、いわば「アップデート」を心掛ける努力が必要ではないでしょうか。

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上智大でのフューネラル講義について



また、ブログ「上智大フューネラル講義」、およびブログ「上智大グリーフケア講義」で紹介した連続講義について話しました。最初は「葬儀」についての講義内容を説明し、わたしは「葬儀は人類の存在基盤です。葬儀は、故人の魂を送ることはもちろんですが、残された人々の魂にもエネルギーを与えてくれます。もし葬儀を行われなければ、配偶者や子供、家族の死によって遺族の心には大きな穴が開き、おそらくは自殺の連鎖が起きたことでしょう。葬儀という営みをやめれば、人が人でなくなります。葬儀というカタチは人類の滅亡を防ぐ知恵なのではないでしょうか」と述べました。

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熱心に聴く人びと



講義後は上智大学グリーフケア研究所の島薗進所長とのトークタイム、それから質疑応答などを受けました。この日は「未来医師イナバ」こと東大病院の稲葉俊郎先生も駆け付けて下さり、「霊的な視点からみて葬儀とはどういう行為か」といった質問を受け、わたしは「葬儀は彼岸への送信クリックのようなものだと思う。こちらの世界から1人そちらに向かったというサインを送る意味があるのではないか。この送信クリックをしっかり行わないと、魂のエコロジーが崩れてしまうように思う」と答えました。

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上智大でのグリーフケア講義について



続いて、「グリーフケア」についての講義を行いました。上智大学といえば、日本におけるカトリックの総本山ですが、わたしはブッダの話をしました。「釈尊」ことブッダは、「生老病死」を苦悩としました。わたしは、人間にとっての最大の苦悩は、愛する人を亡くすことだと思っています。老病死の苦悩は、結局は自分自身の問題でしょう。でも、愛する者を失うことはそれらに勝る大きな苦しみではないでしょうか。

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臨床の重要性について話しました



配偶者を亡くした人は、立ち直るのに3年はかかると言われています。
幼い子どもを亡くした人は10年かかるとされています。こんな苦しみが、この世に他にあるでしょうか。一般に「生老病死」のうち、「生」はもはや苦悩ではないと思われています。しかし、ブッダが本当に「生」の苦悩としたかったのは、誕生という「生まれること」ではなくて、愛する人を亡くして「生き残ること」ではなかったかと、わたしは思うのです。最後は、「月あかりの会」で実際に取り組んできた事例を中心に報告しました。わたしは「グリーフケアは理論ではありません。いくら頭の中でこねくり回しても、実際に遺族の方に対しては無意味なことがたくさんある。とにかく実践がすべてです! 医療でいえば、臨床が大事です!」と言いました。講義後は島薗所長とのトークタイム、それから質疑応答などを受けました。同研究所の特任教授である鎌田東二先生にも発言していただき、大いに盛り上がりました。

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島田裕巳氏との対談について



さらに、ブログ「島田裕巳氏と対談しました」で紹介した出来事について話しました。
先月末、わたしはついに宗教学者の島田裕巳氏と対談しました。「葬儀」をテーマにした島田氏との共著の巻末企画です。これまで往復書簡の形で、何通か手紙のやりとりをしてから最後に対談したのです。対談は東京・六本木ヒルズ49階の「アカデミーヒルズ」で行われました。島田氏とは意見の一致も多々あり、まことに有意義な時間を過ごすことができました。最近、原発や安保の問題にしろ、意見の違う者同士が対話しても相手の話を聞かずに一方的に自説を押し付けるだけのケースが目立ちます。ひどい場合は、相手に話をさせないように言論封殺するケースもあります。そんな大人たちの姿を子どもたちが見たら、どう思うでしょうか。間違いなく、彼らの未来に悪影響しか与えないはずです。わたしたちは、お互いに相手の話をきちんと傾聴し、自分の考えもしっかりと述べ合いました。

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熱心に聴く人びと



当事者のわたしが言うのも何ですが、理想的な議論が実現したのではないかと思います。けっしてなれ合いではなく、ときには火花を散らしながら、ある目的地に向かっていく。今後の日本人の葬送儀礼について、じつに意義深い対談となったように思います。島田氏から「もちろん、葬式は必要ですよ」「結婚式はもっと必要ですよ」との言葉も聞くことができて、大満足です。対談を終えて、わたしは「葬儀は人類の存在基盤である」という持論が間違っていないことを再確認しました。

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ミッショナリー・カンパニーについて



こうして、わたしの熱い夏は終わりました。ぎっくり腰というアクシデントに見舞われながらも、激動の1ヵ月を無事に駆け抜けることができたのは、やはり使命感、すなわちミッションのせいだと思います。10月に刊行を予定しているわたしの著書のタイトルは、『ミッショナリー・カンパニー』です。40周年記念出版の『ハートフル・カンパニー』、45周年記念出版の『ホスピタリティ・カンパニー』に続く、サンレー創立50周年記念出版です。「ミッショナリ―・カンパニー」とは「使命のある会社」という意味になります。

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50周年まで、あと3ヵ月です!



ドラッカーは「仕事に価値を与えよ」と述べています。
これはとりもなおさず、その仕事の持つミッションに気づくということにほかなりません。わが社は冠婚葬祭業を営む企業ですが、わたしは、この仕事くらい価値のある仕事はないと心の底から思っています。わが社のミッションは「人間尊重」であり、その精神を広く世に広める「天下布礼」です。わたしのミッションは、冠婚葬祭業の社会的地位を高めることであり、「人は老いるほど豊かになる」、そして「死は不幸ではない」社会を呼び込むことです。創立50周年まで、あと3ヵ月。1日1日を大切にして、われらのミッションを果したいものです。



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2016年8月18日 佐久間庸和

[お知らせ]肉とカレーの祭典

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残暑お見舞い申し上げます。
松柏園ホテルからのお知らせです。26日(金)に「サマービアパーティー 肉とカレーの祭典2016」を開催いたします。みなさま、どうぞ、ふるってご参加下さい!

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松柏園ホテル
「サマービアパーティー 肉とカレーの祭典2016」
カレーなる肉の祭典〜踊りだしたくなる美味しさ♪〜
☆肉汁踊る!アンガス牛のローストビーフ
☆スパイス踊る♪スーパー夏カレー
【日 時】 2016年8月26日(金)
【受 付】 18:30
【開 演】 19:00
【会 場】 松柏園ホテル 1Fグランフローラ
【金 額】 お一人様 6,000円(税サ込) 
〔※小学生以下3,000円(税サ込)〕



※予約制
※フリードリンク(ビール・ワイン・焼酎・ソフトドリンク他)
ビュッフェ料理(サラダ・肉料理・カレー・デザート他)
☆ステージではキッズダンスもあるよ♪

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わたしたちがご案内いたします!



<ご予約・お問合せ>
松柏園ホテル
北九州市小倉北区上富野4−1−25
TEL093−511−2228
ホームページはこちら
http://www.shohakuen.co



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2016年8月19日 佐久間庸和

[行事と講演]親子でウエディング体験会

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今日は、とても意義あるイベントが開催されました。テーマは「結婚式」です。
いま、入籍のみで結婚式を済ませる、いわゆる「ナシ婚派」が入籍者の約半数を占めていると言われています。その3大理由は「経済的事情」「さずかり婚」「セレモニー行為が嫌」だとされます。3位の「セレモニー行為が嫌」については、感謝の「こころ」を「かたち」にして届けるという婚礼本来の意味が伝わっていないからだとされています。

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チャペルでの模擬挙式



また近年、「生涯未婚率の上昇」や「少子化の進行」は社会問題化しています。
わが社では、子どもたちが普段学校では教わることができない「結婚の意味」について考える機会を設けることにしました。人生における結婚式の重要性はもちろん、自分の気持ちで言葉を伝えることの大切さ、家族や友人など大切な人の存在に、改めて気づくきっかけ作りを支援していきたいです。昔は「いとこのお姉ちゃんの結婚式に参加して、花嫁さんに憧れました」みたいな話が多かったですが、最近ではすっかり少なくなりました。お子さんたちに結婚式を体験してもらう意義は大きいと考えます。

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バルーンリリース体験



そこで、わが社では、「婚礼本来の意味」を伝える新プロジェクトを始動させました。
タイトルは「親子でウエディング体験会」です。地元の小学生とその親を対象に、経験豊かなウエディングプランナーを講師として、「結婚式」本来の意味を伝え、また「チャペルウエディング」や「披露宴」などを通じ、結婚式の模擬体験を行なっていただく内容となっています。

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ブーケトス体験



本日、初開催となるこのイベントが松柏園ホテルにて開催されました。
ホテル近隣エリアの小学生約30名とその親御さん約30名、合計60名の方々にご参加いただきました。最初に、お子さんたちには模擬チャペル式を体験してもらいました。終了後は、外でバルーンリリースやブーケトスなどの体験、そして記念の集合写真を撮影しました。

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模擬披露宴での新郎新婦入場
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模擬披露宴での演出体験



続いて会場を、ザ・ジュエルボックスに移し、模擬披露宴を行いました。
水合わせの演出やデザートビュッフェなどを体験していただき、新郎新婦と記念写真の撮影など、お子さんたちには楽しい時間を過ごしていただきました。

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感謝の手紙を書くお子さんたち



そして、イベントの最後に、子どもたちから、一緒に参加している親御さんに対して「感謝の手紙」を読んでもらいました。これは、感謝の「こころ」を「かたち」にして届けることで、儀式の本質的な意義に、実体験を通じて少しでも触れてほしいと思ったからです。

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わたしが挨拶をしました



また、終了時には、わたしから参加者へ御礼の挨拶を述べさせていただきました。
わたしは、まずお子さんたちに「みなさん! 今日は『親子でウエディング体験会』へご参加いただき、ありがとうございました。結婚式の雰囲気はどうでしたか? 楽しんでいただけましたか? 夏休みの良い思い出になったかな?」と言いました。

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おじさんは28年前に結婚式をしました!



それから、「おじさんは、28年前に結婚式をしました。ちょうど、SMAPが結成したときです。SMAPは解散するそうですが、おじさんは、おじさんの奥さんと仲良く暮らしています。結婚式をして本当に良かったと思っています!」と言いました。わたしのユーモアにキッズたちが完全に無反応なので悲しくなりましたが、親御さんたちに受けたので救われました。(苦笑)
そして、「今日いろいろと感じたこと、思ったことを、家に帰ってお父さんやお母さんとたくさん話をして下さいね。『ありがとう』は、みんなの心を温かくする“魔法の言葉”です。ぜひ、大切な家族や兄弟へたくさんの『ありがとう』を伝えて下さいね!」と言いました。

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保護者の方々へ御礼の挨拶をする



続いて、わたしは、保護者の方々へ以下のように述べました。
「保護者のみなさま、本日はお暑い中ご参加いただき、ありがとうございました。今日は、お子さんたちが普段学校では教わることのできないものを体験していただけたのではないかと思います。結婚式の大切さはもちろんですが、大切な方々との「絆」や「感謝」の気持ちを伝えることの大切さについて、考えるきっかけづくりとなれば幸いです。本日は誠にありがとうございました。今後とも松柏園ホテルを何卒よろしくお願いいたします!」

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修了証書を授与しました



そして、参加していただいた感謝の気持ちを込めて、わたしから、参加者全員に「修了証書」を授与しました。わたしは、1人づつに心を込めて贈りました。
こうして、イベントは終了いたしました。「修了証書」には「あなたは『親子でウエディング体験会』に参加し、結婚式と披露宴を体験されたことを証します」と書かれていました。

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新聞記者の取材を受けるお子さんたち



講師を務めるウエディングプランナーの姿を見て、「この仕事をやってみたい!」というお子さんや、新郎新婦モデルを見て「いつかは、自分も花嫁さんに!」と思ってくれる憧れ派も出てくれたら非常に嬉しく思います。さらに、この機会を通じて、「家族や兄弟、友達との絆」を感じてくれるお子さんたちも出てくるかもしれません。非日常的な「結婚式」だからこそ、今後も実体験を通じて「気づく」機会を提供していきたいと思います。

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講演会のポスターの前で



わが社では、セレモニーホールにおいても小学生を対象とした模擬葬儀を行い、「いのち」の意味を問うことも計画しています。日本人の美しい儀式を守るには、それを支える「こころ」のインフラづくりが大切であると考えています。
帰り際、ホテルのロビーにブログ「ハートフル・ブックス記念講演会のお知らせ」で紹介したイベントのポスターを見つけました。これからも、さまざまな方法で「天下布礼」に努めます!

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2016年8月20日 佐久間庸和

[行事と講演]名画座の喜寿祝い

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20日の夜、リーガロイヤルホテル小倉で開かれたお祝い会に出席しました。
ブログ「小倉昭和館」で紹介した日本有数の名画座の77周年を祝う会です。
小倉昭和館は、かの松本清張も愛したことで知られ、洋画・邦画・そしてヨーロッパ・アジアのミニシアター系作品を2本立てで上映しています。

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会場前の受付風景
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会場内のようす



祝う会は18時から開催され、発起人代表の挨拶に続いて、北九州市の北橋健治市長が挨拶をされました。北橋市長は「わたしは高倉健さん、栗原小巻さんのファンです。あと韓流スターのファンでもあります」と述べられました。

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北橋市長の挨拶
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栗原小巻さんの挨拶



北橋市長がお名前を挙げられた栗原小巻さんは、現在、北九州芸術劇場で上映中の舞台で松井須磨子を演じておられます。松井須磨子を象徴する「カチューシャの唄」に乗って、栗原小巻さんがステージに上がられ、お祝いの言葉を述べられました。

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乾杯の音頭を取る井筒屋の影山社長
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カンパ〜イ!



乾杯の音頭は、(株)井筒屋の影山英雄社長が取られました。
影山社長は「わたしは、血の飛び散るような映画好きです。『悪魔のいけにえ』とか『死霊のはらわた』とかですね。まあ、スプラッター・ムービーというのはシャレですからね」と述べ、会場の笑いを取っていました。それから、影山社長の音頭によってシャンパンで乾杯しました。

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テーブルにて
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青春座の井生代表と
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小倉昭和館の樋口館主と

死を乗り越える映画ガイド あなたの死生観が変わる究極の50本

死を乗り越える映画ガイド あなたの死生観が変わる究極の50本



乾杯の後は、みなさんとお話しました。北九州を代表する名門劇団である「青春座」の井生代表にも久々にお会いしました。また、樋口館主に「来月、『死を乗り越える映画ガイド』という本が出るのですが、小倉昭和館さんのことを書かせていただきました」と申し上げると、樋口館主がたいへん喜んで下さいました。ブログ「映画で学ぶ人生の修め方」で紹介したように、2015年7月26日(日)の12時10分からシネマトークを行いました。テーマは「映画で学ぶ人生の修め方」で、ブログ「おみおくりの作法」およびブログ「マルタのことづけ」で紹介した映画について語るイベントでした。コーディネーターは小倉昭和館の樋口智巳館主でした。

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昔の新聞が展示されていました
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昔の映画パンフレットが展示されていました
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小倉昭和館の口上看板
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貴重な資料を背景に・・・



会場には、昔の映画パンフレットなどが展示されていました。
小倉昭和館は、なんと、映画史上不朽の名作である「風と共に去りぬ」(1939年)をリアルタイムで公開しています。『死を乗り越える映画ガイド』にも書いたのですが、わたしが一番好きな映画は「風邪と共に去りぬ」です。




じつは、わたしが生まれて初めて観た映画が「風と共に去りぬ」なのです。たしか、小学3年生ぐらいのときに、テレビの「水曜ロードショー」で観ました。 主役のスカーレット・オハラを演じたヴィヴィアン・リーの美しさに子ども心に一目惚れしたわたしは、「将来、この人に似た女性と結婚したい」と思ったものです。

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栗原小巻さんが喜んで下さいました



また、「風と共に去りぬ」という映画そのものからも、わたしは多大な影響を受けました。ヴィヴィアン・リーの吹き替えを栗原小巻さんが担当したのですが、ラストシーンの「明日に希望を託して」というセリフが子ども心に深く残りました。そのことを四十数年ぶりに栗原さんに申し上げると、栗原さんはとても喜んで下さいました。小倉昭和館さん、77周年、誠におめでとうございました。これからも、ずっと素晴らしい映画を上映し続けて下さい!



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2016年8月21日 佐久間庸和


[記事の紹介]結婚式の素晴らしさ感じて

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ブログ「親子でウエディング体験会」で紹介したイベントは大好評でした。
わたしは修了証書を渡しましたが、お子さんたちの目の輝きが忘れられません。
今日の「毎日新聞」と「読売新聞」に記事が掲載されていました。

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「毎日新聞」8月21日朝刊



毎日新聞は「結婚式の素晴らしさ感じて」の大見出し、「ウエディングドレスすごくきれい」「松柏園ホテル 小学生らが『体験』」の見出しで、以下のように書かれています。
「子供たちに結婚式の素晴らしさを知ってもらおうと、松柏園ホテル(小倉北区上富野4)で20日、『親子で一緒にウエディング体験会』があり、市内の小学生と保護者ら約80人が参加した。同ホテルなどを経営する「サンレー 」(同区、佐久間庸和社長)が創立50周年を記念して企画した。体験会では、モデルの新郎新婦による『模擬結婚式』を開催。来賓役として参加した小学生らは、フラワーシャワーやブーケトス、キャンドルサービスなどを体験し、花嫁衣装に目を輝かせた。区内の霧丘小2年、寺田愛花さんは『お嫁さんのドレスがすごくきれいだった。私もいつか結婚して、自分のお母さんみたいになりたい』と笑顔を見せた。ホテル総支配人の山下格さんは『結婚式はお世話になった人に感謝を伝える場。挙式しないカップルも少なくないが、イベントを通じてその素晴らしさを感じてもらえたらうれしい』と話した」

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「読売新聞」8月21日朝刊



読売新聞は「花嫁さんのドレス着たい」の大見出し、「結婚式模擬体験 子どもたち祝福」の見出しで、以下のように書かれています。
「子どもたちが結婚式を模擬体験するイベントが20日、北九州市小倉北区の『松柏園ホテル』で開かれた。結婚の意味を考えるきっかけにしてもらおうと、冠婚葬祭事業を手がけるサンレー(本社・北九州)が創業50周年を記念して企画。
地元の小学1〜6年生と家族ら約80人が参加した。イベントは、年間約200組が式を挙げるチャペルや披露宴会場を使って実際と同じ流れで進行した。
子どもたちは、列席者として、模擬挙式・披露宴を体験。フラワーシャワーや風船を一斉に飛ばす『バルーンリリース』などで新郎新婦役のモデルを祝福したほか、『花嫁の手紙』にならって、大切な人への感謝の手紙をしたためた。妹と参加した市立霧丘小4年の寺田あいらさん(9)は『私も花嫁さんみたいなドレスをいつか着てみたい』と目を輝かせていた」



記事の反響は大きく、今日は朝から松柏園ホテルに「次回の開催はいつか?」といった問い合わせがたくさん来ています。わが社では、これからも冠婚葬祭の素晴らしさを伝えるイベントを続けていきたいと考えています。



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2016年8月21日 佐久間庸和

[私的なこと]ルビーロマンを食す

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毎日、わたしは「名もなく貧しく美しく」をモットーにひっそりと暮らしています。
こんなわたしですが、とても嬉しいことがありました。ある方から、贈り物が届きました。
なんと、それは死ぬまでには一度は口にしたいと願っていた「ルビーロマン」でした。

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この箱の中に「ルビーロマン」が・・・・・・
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これが「ルビーロマン」だ!!



ルビーロマンは、石川県が独自に品種改良した高級ブドウです。
かつて、1房なんと55万円の初競りで高値がついて話題になりました。
ブドウの栽培品種の1つですが、果皮が赤く、果粒は短楕円形で大粒の早生種です。

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まるで天上の宝石です
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甘美な味にウットリしました



わたしはルビーロマンを自宅の神棚に上げてから冷蔵庫の野菜室に移し、数日経ってから頂きました。それはそれは甘くて、その味にウットリしました。それはもう、ブドウというよりは天上の宝石を食べている感じでした。じつは食べる前に「ガリガリ君のブドウ味より美味しいかな?」などと考えていたのですが、次元が違いました。無知というものは恐ろしいものですね。

死ぬまでにやっておきたい50のこと

死ぬまでにやっておきたい50のこと



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29番と34番が実現しました



じつは、拙著『死ぬまでにやっておきたい50のこと』(イースト・プレス)の巻末には「一条真也が死ぬまでにやっておきたい50のこと」が掲載されているのですが、その29番目は「ブドウの『ルビー・ロマン』を食べる」でした。34番目の「島田裕巳さんと『葬儀』について対談する」も実現しましたし、少しづつ夢が叶うことに感謝するばかりです。

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人生を卒業するとき、ルビーロマンを口に含みたい!



こんな美味しいルビーロマン、今度はいつ口にできるでしょうか?
わたしは、自分が死んだときは、ぜひ1粒、口に含ませてほしいと思います。ルビーロマンを口に含んで人生を卒業すれば、きっと甘く美しい世界へと旅立てるような気がするからです。このルビーロマンが「ロマンティック・デス」を具現化してくれるかもしれません。



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2016年8月21日 佐久間庸和

[お知らせ]田川フレンチとJAZZの夜会

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ザ・ブリティッシュヒルズからのお知らせです。
8月25日(木)に「フレンチとJAZZの夜会」を開催いたします。
夏の一夜を田部俊彦withビッグバンドの素敵なジャズとワインで楽しみませんか?

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ザ・ブリティッシュヒルズ
 フレンチとJAZZの夜会
〜フレンチとジャズを愉しむ大人のための美味しい時間〜
【日 時】2016年8月25日(木)
【受 付】18:30〜
【開 演】19:00〜
【内 容】フルコース、フリードリンク
     サクソフォニスト・田部俊彦氏によるジャズ演奏
【料 金】お一人様 8,000(税・サ込)
     ※完全予約制



◇サックス/田部俊彦
1954年北九州市小倉出身。1981年、自己グル−プ「なしか」結成。ヤマハ・エルモーション九州大会グランプリ、及び、ライトミュージックコンテスト全国大会優秀賞受賞。1993年マリンメッセにおいて、スティービー・ワンダ−と共演。「リボン・イン・ザ・スカイ」では、彼のハーモニカとアルトサックスでバトル合戦を好演した。1998年、初リーダーアルバム「In A Mist」を岩崎大輔(ピアノ)とのデュオでリリース。2004年、ケイコ・リー、吉田次郎(ギター)等、2005年、村田陽一(トロンボーン)らと共演。「第19回国民文化祭のおがたジャズフェスタ」(2004年)では福岡を代表するプレイヤーと共に“とびうめオールスターズ”を結成。好評を博す。九州を代表するテナーサックス奏者として活躍中。

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お待ちしております!



<ご予約・お問い合わせ>
ザ・ブリティッシュヒルズ
福岡県田川市栄町3178−1
TEL:0947−44—2624
http://www.the-bh.com



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2016年8月22日 佐久間庸和

[会社だより]冠婚・衣裳責任者会議

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8月22日、サンレーグループ冠婚・衣裳責任者会議が開催されました。
会場は、松柏園ホテルのバンケット「フェリーチェ」でした。
各地から、わが社の誇る“むすびびと”たちが集結しました。

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最初はもちろん一同礼で・・・
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冠婚・衣裳責任者会議での訓話のようす



わたしは、最初にリオオリンピックの話題に言及した後で、せっかくの五輪に水を差した形になったSMAPの解散報道について話しました。そして、SMAP解散の大きな原因として「結婚」の問題があったと述べました。わたしはSMAP解散の最大の原因は、木村拓哉だけが結婚して家庭を持っていたことだと思います。本来、マネージャーとともにSMAPの5人はジャニーズ事務所からの独立を計画していましたが、翻意した木村が裏切った形になって独立は失敗に終わりました。当初は木村も他の4人と行動をとともにするつもりだったそうですが、「子どもがいるので、将来のことも考えてほしい」という妻の工藤静香の説得にあって断念したというのです。これはサラリーマン社会でもよくある話で、間違った選択ではありません。

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SMAPの解散について語りました「



問題なのは、家庭を持っていたのがキムタク1人だったことです。
他のメンバーにも結婚の噂はずっとありました。しかし、事務所の意向で結婚することができなかったといいます。今どき、これ以上のパワハラはありません。当然、他のメンバーは妻がいて子どももいるキムタクにジェラシーを抱いていたと思います。解散の決定打になったと言われるキムタクのハワイ家族旅行だって、その根っこには「家庭を持てたキムタク」への嫉妬があったのではないでしょうか。5人のグループのメンバーに対して、こういった差別的というか非人道的な扱いを強いた事務所が一番の戦犯だと思います。

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「家族と儀式」について語りました



続いて、次回作である『儀式論』の第13章「家族と儀式」の内容の一部を紹介しました。
わたしは、オリンピックにちなんで、五輪が発祥した古代ギリシャに言及しました。
古代ギリシャや古代ローマの宗教のもっとも大切な部分は祖先崇拝であり、それは「家族宗教」と呼ぶべき存在でした。ならば、それが設定した最初の制度は婚姻であったとされています。若い娘は幼時から父の宗教を信仰し、竈神をまつり、日々に灌祭を行い、祭日には花や葉飾りで竈を飾り、これに保護を願い、その恩恵に感謝しました。

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熱心に聴く人びと



古代ギリシャでは、父祖の竈神は彼女の神であったのです。この娘に対して隣家の若者が結婚を申し込んだとします。娘にとっては、父の家を出て他家に入るという以外に、別の重大な問題がありました。それは父祖の竈を捨て、夫の竈に祈らなければならないことです。彼女は宗教を変更し、他の儀式を実行し、別の祈りを口にしなければならないのです。少女時代の神と別れて、よく知らない神の主催に従うことになります。

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古代ギリシャの婚礼について



結婚を司った宗教は、ジュピターやジュノーやその他のオリンポスの神々ではありませんでした。儀式は神殿で行われるのではなく、めいめいの家であげ、これを主宰するのは家の神でした。実際には、オリンポスの神々の宗教が優位を占めるようになった時代には、人々は婚礼の祈りのときにもその神々を祈願せずにはいられませんでした。さらに、婚儀に先立って神殿に赴いて神々に生贄を捧げました。それは婚礼の序式と呼ばれましたが、儀式の主な部分は、つねに竈の前で行われたのです。

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古代ギリシャ人の婚礼は三幕から成り立っていた!



ブログ『古代都市』で紹介した本の著者であるクーランジュによれば、古代ギリシャ人の婚礼は三幕から成り立っていたといいます。第一幕は娘の実家の前で、第二幕は両家のあいだの道中で、第三幕は夫の家の竈の前で行われ、それぞれ「婚約の式(エンギユエーシス)」「輿入れの式(ポンペー)」「納めの式(テルス)」、と呼ばれました。
古代ローマの婚礼も古代ギリシャと同じく、三幕に分かれていました。
そして日本人の婚礼も、もともとは三幕から成り立っています。
すなわち、結納式、結婚式という2つのセレモニー、それに結婚披露宴という1つのパーティが合わさったものということです。結婚披露宴とは、言ってみれば両家ゆかりの者たちが同じ竈で料理された食物を囲んで饗宴を催すことです。

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日本人の結婚式について



この四半世紀で日本人の結婚式や披露宴は大きく変化しました。
仲人、結納、金屏風といったものが急速に消え、和装を着る花嫁も減っています。
結婚式や披露宴のキーワードも家と家との結びつきよりも、「自由」「個人主義」「合理主義」を強調するものに変わってきました。その結果なのか原因なのかはわからないが、年間30万組以上の夫婦が離婚している。この30年間で日本人の離婚は、じつに2倍以上になりました。しかし、どんなに時代が変わろうとも、わたしは結婚式や披露宴のキーワードは「家族」であると思っています。近代以前の「家」ではなく、あくまでも現代の「家族」です。

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「結納」について語りました



とりわけ、最近の風潮でわたしが残念に思っていることは「結納」の衰退です。
「縁を結ぶ」という言葉にあるように、日本人の冠婚葬祭の「かたち」を作ってきた小笠原流礼法は「結び」方というものを重視しました。水引に代表されるように、紐ひとつとってみても結び方には儀礼的な意味が込められているのです。結納とはこの「結び」を永遠に「納める」ことを意味する儀式であり、新郎新婦の魂、そして両家の絆をほどけないものとして結ぶのです。それはいわば「固結び」です。それと対照的に、現代のカジュアルな結婚式は「チョウチョ結び」です。見た目はいいけれども、引っ張ればすぐに解けてしまいます。

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にこやかに聴く人びと



結納が減少した理由は「形式張っている」「面倒である」というものが多いです。
しかし、儀式とはもともと形式、すなわち「かたち」なのです。形式張っているから意味がないというのは論理的なようでいてじつはそうではありません。儀式というものに対する理解不足であり、目に見えない意味をないがしろにすることです。そもそも、儀式というのは少しくらい面倒なほうがいいのです。そのほうが、脳に強い情報を与えられるからです。この場合の情報とは、もちろん「わたしたちは結婚する」であり、「少々の問題があったとしても簡単には離婚しない覚悟がある」という自他にたいするメッセージです。

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儀式の重要性を訴えました



結婚式にしても葬儀にしても、儀式とはもともと形式的なものです。
そこに実利的な意味が認められないからという理由で否定するのは筋が違います。わたしたちは社会の情報化にともなって、祖霊への感謝や本来のイニシエーションを置き去りにしてきてしまいました。それによって目に見ないもの、心や魂に働きかけるものがどんどん弱体化してしまっています。しかし、「かたち」には「ちから」があります。儀式は心や魂に力を吹き込み、決定的な影響を与えるための人類の知恵です。わたしたちはこのまま、その偉大な知恵を手放してしまうことになるのでしょうか。

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『礼記』の「昏義篇」について



儀式の持つ力を最も知り尽くしていたのは古代中国の孔子でした。
彼が開いた儒教は壮大な「礼」の思想体系でした。数多い儒教書の中でも、最も儀式の重要性を説いているのがブログ『礼記』で詳しく紹介した「四書五経」の五経の1つです。
『礼記』の「昏義篇」には、「結婚の意義」が次のように述べられています。
「昏礼は、二つの姓の友好をむすんで、それで男性側の家は先祖をまつるみたまやの礼を失なわないようにし、後世子々孫々にまでいたる血統を断たぬようにするものである。だから君子は昏礼を重視するのである。こういうわけで昏礼には数々の段階の礼がある。まず納采にはじまり、問名、納吉、納徴、請期とすすんで昏礼が行なわれることになる。これらの礼の行ないかたは、女性側の家の主人は廟に筵と几とを設置し、男性側からの使者を廟門の外で拝して迎え、門を入ると階に至るまで三回えしゃくし、階に至ると弁ることを三回譲ってから堂に弁り、廟で男性側の家からの命をきくのである。かくのごとくするのは、心を敬しく慎んで、昏礼を重々しく厳正にするためなのである」(下見隆雄訳『礼記』)

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『礼記』の「昏義篇」について



また、同じく「昏義篇」には、以下のように述べられています。
「納采・問名、納吉、納徴、請期というように儀礼が進行して、壻が婦を迎える親迎が行なわれる。婚礼はこのように敬しく慎んで重々しくまちがいなく進められていってそして夫婦が相親しむのである。それは婚礼がすべての礼の根本になる要素を持っているからである。そしてまたこのようにていねいに行なうことによって、男女が互にけじめを守って接するべきものであること、またこれが夫婦の間の義をたてることになることを教えている。そもそも男女の間にけじめがあってこそ夫婦の正しい結びつきは生じるものであり、夫婦の義があってはじめて父子の間にも肉親の愛がめばえるのであり、父子が正しい愛で結ばれていればこそ君臣の関係もこの感情をおし及ぼして正しく成りたつのである。こういうわけで、婚礼こそはすべての礼の本になるものといえるわけである。礼というものは冠礼から始まり、婚礼を本として、喪祭を重んじてその終りを慎むのである。朝聘の礼を尊んで君臣の義を正しく保ち、射郷の礼をほどよく行なうことによって人々の気持をとけあわせなごませるのである。こういうわけで、婚礼こそはすべての礼の最も重要なる根本と云えるわけである。(下見隆雄訳『礼記』)

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熱心に聴く人びと



一般に、儒教では「葬礼」を重視することが知られています。
しかしながら、『礼記』では「葬礼」ではなく「婚礼」が礼の最も重要なる根本であると述べられているのです。これは、わたしが考えるに、優先順位の問題ではないでしょうか。葬儀を行うためには家族の存在が必要です。死者は自分の葬儀を行うことはできませんから、葬儀を挙げてくれる家族をつくるためには子どもを授からなければならず、そのためにはまず結婚しなければならないわけです。「卵が先か鶏が先か」ではありませんが、結婚しなければ祖霊になることさえおぼつかなくなります。礼の精神は天地に基づきますが、具体的な制度としての礼は男女の婚礼から出発するのです。

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婚礼はすべての「礼」の本である!



しかし、日本の現状は厳しいと言えるでしょう。2010年の統計によると、50歳で一度も結婚したことのない生涯未婚率が男性20%、女性でも10%となっている。1965年の統計では男性は1.5%、女性は2.5%のみでした。晩婚化、非婚化に加え、雇用環境の悪化により出生率も減少も止まりません。この結果はとうぜん日本人の臨終にも影響を与えます。孤独死、直葬、果ては遺骨の引き取り手を必要としない「0葬」まで登場した現代日本では、魂の循環も生まれ変わりも期待できそうにありません。

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「礼」の精神について語りました



それで最後にブログ「親子でウエディング体験会」で紹介したイベントを紹介しました。
いま、入籍のみで結婚式を済ませる、いわゆる「ナシ婚派」が入籍者の約半数を占めていると言われています。その3大理由は「経済的事情」「さずかり婚」「セレモニー行為が嫌」だとされます。3位の「セレモニー行為が嫌」については、感謝の「こころ」を「かたち」にして届けるという婚礼本来の意味が伝わっていないからだとされています。

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生涯未婚率について



また近年、「生涯未婚率の上昇」や「少子化の進行」は社会問題化しています。
わが社では、子どもたちが普段学校では教わることができない「結婚の意味」について考える機会を設けることにしました。人生における結婚式の重要性はもちろん、自分の気持ちで言葉を伝えることの大切さ、家族や友人など大切な人の存在に、改めて気づくきっかけ作りを支援していきたいです。昔は「いとこのお姉ちゃんの結婚式に参加して、花嫁さんに憧れました」みたいな話が多かったですが、最近ではすっかり少なくなりました。お子さんたちに結婚式を体験してもらう意義は大きいと考えます。

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「結婚式」の意味を知ってほしいです!



そこで、わが社では、「婚礼本来の意味」を伝える新プロジェクトを始動させました。
タイトルは「親子でウエディング体験会」です。地元の小学生とその親を対象に、経験豊かなウエディングプランナーを講師として、「結婚式」本来の意味を伝え、また「チャペルウエディング」や「披露宴」などを通じ、結婚式の模擬体験を行っていただく内容となっています。非日常的な「結婚式」だからこそ、今後も実体験を通じて「気づく」機会を提供していきたいと思います。この日の社長訓話では以上のような話をしましたが、みんな、こちらが怖くなるぐらい真剣な表情で聴いてくれていました。

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懇親会の冒頭で挨拶する佐久間会長



社長訓話が終わった後は、懇親会が開かれました。
最初に佐久間会長が挨拶し、「わたしは今年から茶道の全国の会長を務めています。おもてなしの真髄という視点からすると、わが社のみなさんはまだまだ『気づき」や『気配り』が足りない。職場のコミュニケーションを活発にすれば業績は上がります」と述べました。

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わたしも挨拶しました
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橋本常務の音頭でカンパイ!



続いて、わたしも「今日から、NEW松柏園の工事が本格的にスタートしました。わが社の新しい冠婚の風を大いに吹かせてほしい。どうか、みなさんの力を結集して50周年を盛り上げていただきたい」と述べ、続いて「結婚式の仕事ほど、社会にとって大切なものはありません」と述べました。それから、橋本洋介常務の発声で乾杯しました。

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懇親会のようす
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懇親会のようす
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懇親会のようす
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懇親会のようす
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懇親会のようす
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がんばります!



それから松柏園の美味しい料理を楽しみながら、各所で会話の花を咲かせました。
最後は、沖縄事業本部の小久保達美事業部長によって中締めの挨拶がされました。
小久保事業部長は、 サンレー・オリジナルの「末広がりの五本締め」で締めました。
わが社のオリジナル文化は色々とありますが、この「末広がりの五本締め」もそのひとつです。これをやると、みんなの心が本当にひとつになるような気がします。

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最後は「末広がりの五本締め」で・・・



いま、冠婚葬祭互助会の冠婚部門は大きな過渡期にあります。
しかし、わたしたちは「人間尊重」をミッションとする礼業の会社として、正々堂々と胸を張って結婚式のお世話をさせていただきたいものです。そして、互助会の会員さんが幸せになるためのお手伝いができるように、つねにアップデートを心がけ、アップグレードを目指したいと思います。懇親会終了後は、松柏園のラウンジにて二次会が行われました。

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これが、サンレー流コンパだ!!



ブログ『稲盛流コンパ』では、組織の団結を実現するコンパについて紹介しました。
経営トップも管理職も若手社員もすべて胸襟を開いて飲んで語り合うコンパには、人間関係を良くして、業績を向上させる力があります。まさに、理念とコンパは経営の両輪ですね。
じつは、わが社には50年来のコンパの伝統があります。
そして、今夜のサンレー流コンパも大いに盛り上がりました。
やはり、理念と志をともにする「同志」とのコンパは最高です!



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2016年8月22日 佐久間庸和

[人生の四季]親子で結婚式を体験する

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23日から東京に行きます。24日は全互協の総会、25日は互助会保証の株主総会に出席します。その間を縫って、出版関係の打ち合わせなども多数入っています。
さて、「サンデー毎日」2016年9月4日号が出ました。
わたしは、同誌にコラム「一条真也の人生の四季」を連載しています。
第44回目のタイトルは「親子で結婚式を体験する」です。

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「サンデー毎日」9月4日号



いま、入籍のみで結婚式はしていない、いわゆる「ナシ婚派」が入籍者の約半数を占めています。その3大理由は「経済的事情」「さずかり婚」「セレモニー行為が嫌」だといいます。3位の「セレモニー行為が嫌」については、感謝の「こころ」を「かたち」にして届けるという婚礼本来の意味が伝わっていないからでしょう。



そこでこの夏、わたしが経営するホテルにおいて「婚礼本来の意味」を伝える新プロジェクトが始動しました。タイトルは「親子でウエディング体験会」。地元の小学生とその親を対象に、経験豊かなウエディングプランナーを講師として、結婚式についての「あるあるクイズ」、また「チャペルウエディング」や「披露宴」などを通じ、結婚式の模擬体験を行ってもらいました。



さらにイベントのクライマックスでは、小学生全員に、一緒に参加している親御さんに対して「感謝の手紙」を読んでもらいました。それは感謝の「こころ」を「かたち」にして届けることで、儀式の本質的な意義に、実体験を通じて少しでも触れてほしいと思ったからです。



イベント終了時には、参加いただいた感謝の気持ちを込めて、わたしから、参加者全員に「修了証書」を贈らせていただきました。講師を務めるウエディングプランナーの姿を見て、「この仕事をやってみたい!」というお子さんや、新郎新婦モデルを見て「いつかは、自分も花嫁さんに!」と思ってくれる憧れ派も出てくれたら嬉しいです。



さらにこの機会を通じて、「家族や兄弟、友達との絆」を感じてくれる子どもたちも出てくるかもしれません。非日常的な結婚式だからこそ、今後も実体験を通じて「気づく機会」を提供していく必要があると考えます。今度は、セレモニーホールで小学生を招待した模擬葬儀も行い、「いのち」の意味を問うことも計画しています。日本人の美しい儀式を守るには、それを支える「こころ」のインフラづくりが大切ではないでしょうか。

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「サンデー毎日」9月4日号の表紙



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2016年8月23日 佐久間庸和

[記事の紹介]花嫁衣装 着てみたいなあ 

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東京に来ています。今日は理事を務める一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)の総会、明日は監査役を務める互助会保証株式会社の株主総会が開催されます。
ブログ「親子でウエディング体験会」で紹介したイベントは非常に好評で、ブログ「結婚式の素晴らしさ伝えて」で紹介したように「毎日新聞」および「読売新聞」が取り上げてくれました。
今日の「西日本新聞」朝刊でも取り上げられていました。

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「西日本新聞」8月24日朝刊



記事は「花嫁衣装 着てみたいなあ」の大見出し、「子どもたち ホテルで結婚式体験」の見出しで、以下のように書かれています。
「子どもたちに結婚式を体験してもらうブライダルイベントが20日、小倉北区の松柏園ホテルであり、区内の小学生と保護者たち約80人が花嫁衣装に目を輝かせた。結婚の意味を考えるきっかけにしてもらおうと、ホテルを経営するサンレー(同区、佐久間庸和社長)が、会社創立50周年を記念し企画した。子どもたちは列席者役として参加。新郎新婦役のモデルが登場すると、『きれい!』と歓声を上げた。その後、チャペルでのフラワーシャワーや披露宴でのキャンドルサービスなどを体験。花嫁が読み上げる『感謝の手紙』にならい、大切な人に向けて手紙もしたためた。同区の霧丘小4年、谷口衣央璃さん(10)は『ドレスがかわいくて、花嫁さんみたいに着てみたい』と笑顔だった」



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2016年8月24日 佐久間庸和

[こころの世界遺産]『コーラン』

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東京に来ています。これから大塚のホテルに向かいます。
一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)の総会に参加するのです。
「朝日新聞」朝刊に第8回目の「こころの世界遺産」が掲載されました。
今回は、イスラム教における聖典である『コーラン』を紹介しました。

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「朝日新聞」8月24日朝刊



いま、地球上のあらゆる地域でイスラム教が急激にその勢力を拡大しています。
キリスト教に次いで、世界で2番目の信者数を誇るイスラム教の啓典が『コーラン』です。
正しくは『クルアーン』と呼ばれるべきで、それは「読誦」を意味します。



というのも、開祖であるムハンマドは神の啓示を受けたとき、彼はヴィジョンによって教えられた原典を読誦せざるをえなかったからです。聖書の一連の預言者たちの最後となる預言者ムハンマドに対して、大天使ガブリエルは神の言葉を伝えたのです。



ある意味で『コーラン』とは、『旧約聖書』と『新約聖書』を否定するのではなく、それらを補強し、かつ凌駕する『新・新約聖書』です。この原典は預言者の最初の聴衆にあるがままに伝えられましたが、今度は彼らがそれを読誦し、ラクダの肩甲骨や皮片の上にそれを書き記しました。



しばらくしてムハンマドへの神の啓示は終わり、3年後にしか再開しませんでした。それ以来、神の啓示は規則的になされ、預言者は秘書にそれらを口述筆記させました。少しずつ、信者は断片的な原文集を作成しました。ムハンマドが死んで、完璧で唯一の訂正本を確立する必要が生じたのです。『コーラン』は絶えず、神の「しるし」あるいは「メッセージ」を解読する知性の必要を強調します。イスラム教徒は世界を注意深く、そして好奇心をもって見つめられます。



イスラム教徒はしばしば『コーラン』を翻訳で読むと、別の本を読んでいるように感じるといいます。それはアラビア語の美しさがまったく伝えられていないからです。
「読誦」を意味する名前が示しているように、それは声高く朗唱されるべきものであり、その言葉の響きこそが本質なのです。



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2016年8月24日 佐久間庸和


[業界だより]全互協総会

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8月24日、わたしは一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)の定時総会に出席しました。会場は、東京は大塚にある「ホテル・ベルクラッシック」です。

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「ホテル・ベルクラッシック」の入口
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冠婚葬祭総研の研究成果報告会のようす



13時半から、株式会社冠婚葬祭総合研究所による研究成果報告会が行われ、「新セーフティネット研究会の報告書について」「中長期展望検討委員会の報告書について」「サービスの高付加価値化に係る事例等について」が報告され、大変勉強になりました。

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第6回総会のようす



15時10分からは全互協の第6回総会および第27回理事会が行われました。
全互協の齋藤斎会長が再選され、あと2年会長を務めていただくことになりました。
齋藤会長は、情熱と理性を併せ持った素晴らしいリーダーです。
わたしは理事に留任し、久々に九州ブロック長を拝命しました。

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高市大臣も駆け付けて下さいました
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柴山元会長の音頭でカンパイ!



そして18時から、懇親会が開催されました。高市早苗大臣をはじめ、20名を超す国会議員の先生方が参加、御挨拶をいただきました。柴山文夫元会長が乾杯の音頭を取られ、宴が始まりました。

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懇親会のようす
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武田元会長による一本締め



懇親会では、多くの同業者や協力会社の方々と語り合いました。
最後は、武田七郎元会長による中締めの挨拶が行われ、一本締めで懇親会は幕を閉じました。翌日は、監査役を務めている互助会保証の株式総会に参加いたします。



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2016年8月24日 佐久間庸和

[会社だより]日本仏教の本質とは 

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東京に来ています。25日、監査役を務めている互助会保証の株主総会が開かれます。
サンレーグループ報「Ray!」8月号が発行されました。
リアルタイムで、わたしの最新メッセージをお伝えいたします。
タイトルは、「日本仏教の本質とは グリーフケア文化装置だ!」です。

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「Ray!」2016年8月号



●8月は死者を想う季節
今年も8月がやってきました。日本人全体が死者を思い出す季節です。
6日の広島原爆記念日、9日の長崎原爆記念日、12日の御巣鷹山の日航機墜落事故の日、そして15日の終戦記念日というふうに、3日置きに日本人にとって忘れられない日が訪れるからです。そして、それはまさに日本人にとって最も大規模な先祖供養の季節である「お盆」の時期とも重なります。まさに8月は「死者を想う季節」と言えるでしょう。
さて、先月はさまざまな出来事がありました。
まず7月6日、横浜でトークショーに出演しました。パシフィコ横浜で開催された「フューネラルビジネスフェア2016」で、仏教界きっての論客で知られる村山博雅老師と「葬送儀礼の力を問う〜葬儀の本質とは」をテーマに対談したのです。



●葬式仏教とグリーフケア
村山老師は、全日本仏教青年会の第18代理事長として活躍され、2014年に「第1回世界仏教優秀指導者賞」も受賞されている日本仏教のニューリーダーの1人です。わたしは「第2回孔子文化賞」を受賞しているので、「ブッダと孔子の代理対談のようですね」などと言う方もいました。本番前の打ち合わせから、村山老師とは多様なテーマでお話させていただきました。わたしは、「無縁社会」や「葬式は、要らない」などの言葉が登場した背景には、日本仏教界の制度疲労にも一因があるように感じると申し上げました。
よく「葬式仏教」とか「先祖供養仏教」とか言われますが、日本の仏教が葬儀と先祖供養によって社会的機能を果たし、また一般庶民の宗教的欲求に応えてきたという歴史的事実を認めないわけにはいきません。



●初盆のヒーリング・パワー
一般庶民の宗教的欲求とは、自身の「死後の安心」であり、先祖をはじめとした「死者の供養」に尽きるでしょう。「葬式仏教」は、一種のグリーフケア文化装置でした。
対話の中では東日本大震災の話題も出ました。2011年の夏、東北の被災地は震災の犠牲者の「初盆」を迎えました。この「初盆」は、生き残った被災者の心のケアという側面から見ても非常に重要です。通夜、告別式、初七日、四十九日と続く、日本仏教における一連の死者儀礼の流れにおいて、初盆は1つのクライマックスでもあります。日本における最大のグリーフケア・システムと言ってもよいでしょう。多くの被災者の方々の悲しみも、大災害の発生から5ヵ月後に訪れた初盆で少しでも軽くなったのではないでしょうか。



●仏教の供養は先人の知恵
7月20日、わたしは上智大学グリーフケア研究所で「葬儀」と「グリーフケア」の連続講義を行いました。前所長である郄木慶子先生は、著書『悲しんでいい』(NHK出版新書)で以下のように述べておられます。
「日本では、仏式のお葬式が一般的です。私はクリスチャンですが、仏教の供養は悲嘆にある方の心を癒してくれる、先人の知恵だという気がします。大切な人が亡くなると、葬儀で送る前に、お通夜があります。ご遺体のそばにご遺族や親戚や知人が集まり、亡き人との別れを惜しみます。葬儀がすんだあとも、初七日、四十九日法要、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌と、供養が営まれます。このしきたりは、ご遺族の悲しみの心を癒すものでもあります」
法要のたびに親戚が集まることによって、遺族に「亡き人のことを忘れてはいません」「残された家族のことをみんなで心にかけています」という思いを伝えているのです。
まさに「こころ」の文化です。



●現在の葬儀における問題
横浜の対談では、司会者から「現在の葬儀の簡略化・簡素化について」の質問があり、わたしは以下のように述べました。アマゾンの僧侶派遣サービスに対して全日本仏教会が抗議をされたようですが、あれはスルーするというか、放置しておけば良かったと思います。社会に必要なものは残るし、必要でないものは残りません。執拗に互助会批判を繰り返す業界もあるようですが、互助会は社会に必要とされたために現在でも隆盛を誇っています。現代日本の仏教界を見てみると、檀家の暮らしぶりに応じて、高額な「御布施」「戒名料」を提示されるお寺も少なくないようです。むしろアマゾンの僧侶派遣、イオンの寺院紹介の方が明瞭かつ低額で良心的と考えている消費者もいるかもしれません。



●冠婚葬祭互助会の課題
わたしは、このへんは、互助会の出番であると思います。せっかく多くの会員様がいらっしゃるのですから、各互助会は普段から会員様に対して積極的に情報公開し、理想的な葬儀についてのオリエンテーションを行うべきです。いま、冠婚葬祭互助会に与えられた課題は大きく2つあると思います。1つは「死者の尊厳を守る」ことであり、もう1つは高齢者を中心とした「生者のコミュニティをつくる」ことです。これは、そのまま日本復興にとっての重要なポイントとなります。今後も仏式葬儀は時代の影響を受けて変化せざるを得ませんが、原点、すなわち「初期設定」を再確認した上で、時代に合わせた改善、いわば「アップデート」を心掛ける努力が必要ではないでしょうか。初期設定といえば、仏式葬儀は村山老師も属される曹洞宗によって基本的なスタイルが確立され発展してきました。それでは、アップデートとは何でしょうか。
まさか、アマゾンのお坊さん便ではないとは思いますが・・・・・・。


日の本の仏の道は死別せし
          悲しみ癒す先人の知恵  庸軒



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2016年8月25日 佐久間庸和

[業界だより]互助会保証株主総会

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東京に来ています。25日の14時から、東京タワーの向かいにある「機械振興会館」で、互助会保証株式会社の定時株主総会が開催されました。わたしは同社の監査役を務めています。ブログ「互助会保証の監査役に就任しました」の日から、もう3年が経過しました。

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東京タワーを背にして・・・
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機械振興会館(向かいは東京タワー)



互助会保証株式会社は、経済産業大臣から指定を受けた指定受託機関です。
冠婚葬祭互助会に対する保証事業を行うために、互助会と金融機関の出資で設立されました。わが社をはじめ互助会各社が日頃から大変お世話になっています。
今後、互助会は、より一層会員(消費者)に向けた経営が必要とされます。
同社は、互助会業界の健全な発展を支援し、会員(消費者)の権利保護を強化することで、会員(消費者)からの一層の信頼確保に積極的に取り組んでいます。
互助会保証があればこそ、国民は安心して互助会に入会できると言えるでしょう。

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株主総会の案内板の前で
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わたしの机の上には・・・



株主総会では、同社の藤島安之社長が議長を務められ、粛々と議事をこなされました。
パワーポイントを駆使され、同社経営の「見える化」を見事に実現されていました。藤島社長は元通産官僚、通商産業大臣官房審議官、駐パナマ大使、さらには大手総合商社「双日」の副社長などを経て同社の社長に転進された方です。
株主総会の後は、役員会、そして監査役会が開催されました。
その後、東京芝とうふ屋「うかい」へ移動しましたが、機械振興会館を出ると眼前に東京タワーが聳え立っていました。下から見上げると、「雄大」を超えて「崇高」な印象があります。

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東京芝とうふ屋「うかい」の入口



久々に訪れた東京芝とうふ屋「うかい」で、役員意見交換会が行われました。
「うかい」は非常に有名な店で、なかなか予約が取れないことで知られます。
もともとは八王子にある豆腐店が発祥だそうですが、東京タワーの真下という最高のロケーションに手入れの行き届いた日本庭園が見事です。うかい名物の「あげ田楽」や「豆水とうふ」などを堪能しましたが、ワインにもよく合って美味しかったです。

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役員意見交換会のようす



互助会保証の方々や銀行の社外取締役の方々とお話しさせていただきましたが、みなさん、「サンデー毎日」でわたしが連載している「一条真也の人生の四季」を愛読していだいており、とても感激しました。じつは同連載は来月末で終了の予定だったのですが、昨日、編集部から連絡があり、連載の継続が決定したばかりでした。影響力のあるメディアで発信をさせていただくことの幸せを噛みしめています。これからも心を込めて書きます。

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ライトアップされた東京タワー



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2016年8月25日 佐久間庸和

[ロータリー]クラブ・フォーラム

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26日、東京から北九州へ戻ってきました。
北九州空港からそのまま会社へ向かいました。18時半からは、リーガロイヤルホテル小倉で小倉ロータリークラブのクラブ・フォーラムが開催され、わたしも出席しました。

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司会を務めた合馬会員
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二村ソングリーダーの雄姿
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クラブ・フォーラムのようす
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各テーブルで熱い議論が交わされました



この日のテーマは「会員増強」でした。わたしは高校の同級生であるNHK北九州放送局の上田局長のお隣りに座り、北九州で文化的な活動をしておられる女性にもっと入会していただこうと発言しました。参加人数は少なかったですが、そのぶん突っ込んだ話ができて良かったです。

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二次会はカラオケ・ラウンジへ



終了後は、松永会員と合馬会員とともにカラオケ・ラウンジへ二次会へ行きました。
わたしは最近、お気に入りの桑田佳祐 の「百万本の赤い薔薇」を熱唱しました。この歌に登場する市川沙耶ちゃんのファンなのです。お店には、なぜかわたしの知り合いばかりがいて、歌い終わると盛大な拍手を浴びて、すっかりゴキゲンになりました。

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深夜まで先輩と痛飲しました



店を出て帰宅しようとタクシー乗り場に向かっていると、ケータイが鳴りました。
酒飲む人」こと二村会員からでした。高校の先輩で、わたしの小倉ロータリークラブの紹介者ですが、小料理屋で飲んでおられて「一緒に飲もう」と誘われたのです。先輩の言うことには従うわたしはそのお店に駆けつけ、わたしたちは日付が変わるまで痛飲したのでした。



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2016年8月27日 佐久間庸和

[お知らせ]振袖の祭典2016

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早いもので、もうすぐ8月も終わりですね。
サンレーグランドホテル松柏園ホテルからのお知らせです。
日本人の美しい儀式を守る両ホテルが「「振袖の祭典2016」を開催いたします。

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サンレーグランドホテル松柏園ホテル
「振袖の祭典2016」
【開催日】(1)9月2日(金)〜4日(日)
     (2)11月4日(金)〜6(日)
【時 間】10:00〜18:00
【会 場】(1)サンレーグランドホテル3F
        北九州市八幡西区大膳1−2−1
     (2)松柏園ホテル
        北九州市小倉北区上富野4−1−25
【対 象】平成9年4月2日〜平成10年4月1日の間にお生まれの方



平成30年に成人式を迎える方を対象としたレンタル振袖の展示会を開催!
展示総数約3,000点以上!
スイーツなど来館特典付き♪
前撮りから当日まで「安心サポート」
(振袖20点セット+着付料+ヘアセット+撮影)



3日間だけ!!限定プライス 7大特典がついてもこの価格
【振袖レンタル20点フルセット】
73,000円(税別)
※振袖レンタル15万円(税別)までの振袖が対象となります。



【振袖レンタル20点フルセット】
+着付け+ヘアセット+写真2ポーズ(6切り2枚組)
120,000円(税別) お得です!
※振袖レンタル15万円(税別)までの振袖が対象となります。



◎先着100名様限定!
ご来場でもらえる「新作ゆかたセット」
パティシエ特製デザートビュッフェ食べ放題!



さらに豪華5大特典をご用意して皆様のご来場お待ちしております。
(ショール・草履・バッグなど)
※このチラシをご持参の方だけの限定特典!

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わたしたちがご案内いたします!



<ご予約・お問合せ>
(1)アフロディーテ八幡
   北九州市八幡西区大膳1−2−1(サンレーグランドホテル1F)
   TEL:093−601−1107
(2)松柏園ホテル
   北九州市小倉北区上富野4−1−25
   TEL:093−511−2228

ホームページはこちら
http://www.shohakuen.com



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2016年8月28日 佐久間庸和

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